« 2005年12月 | トップページ | 2006年2月 »

2006年1月28日 (土)

人を活かす

昨日、Tセンターでの3日間のキャリアデザインセミナーを終えた。今回は18名の参加と、過去最高だった。どうなるか最初心配だったが、案ずるより産むが易しで、とてもリラックスして取り組めた。

このセミナーを担当し始めてから、これで3回目となる。多少余裕が出てきたのかもしれない。今回は、カリキュラムには入っていないのだが、時間中に行った職業興味テストとビジネス基礎能力診断テストの結果を、休憩時間等を利用して希望者に対しフィードバックすることも実施した。

この評判が良かった。2日目の午後の休憩時間から開始したのだが、お陰様でそれ以降3日目の終了まで、いや終了後も見て欲しいという受講者が絶えず、休憩時間ゼロになってしまった。

皆それぞれの人生を背負い、傷付き、迷い、必死で何かを求めようとこのセミナーを受けに来る。フィードバックの際に受け答えしていると、その思いがひしひしと伝わって来る。2日間に渡ってその方について観察し感じたことも含めて話すのだが、やはり責任の重さを感じる。ここまで講師には求められてはいないのだが、これを行うか行わないかは、講師自身の生き方の分かれ道になるような気がする。

毎回セミナーの最後に、同じグループのメンバー同士間で「激励メッセージ」を交し合うのだが、今回は7名の方が、私にもメッセージをくれた。嬉しい限りである。また終了後、いつの間に打合せをしたのか、飲み会にも誘われた。これは仕事がまだあったので遠慮したが、仲間として受け入れてもらったということなのだろうか。

「同じ目線で見る」「感情を共有し合う」というのは、言うのは簡単だが、とても難しい。でも、これができないと、この仕事はできないような気がする。今後も私自身、試行錯誤が続くだろうが、受講者のために、そして私自身のために切磋琢磨して行きたいと思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年1月27日 (金)

100名の声

Z栄養大学から、受講生100名の感想文が昨日届いた。1/11(水)にキャリアデザインセミナーとして行った分の感想文だ。皆さんいろいろ感じてくれたらしく、ほとんどの感想文がA5の紙面に一杯書いてあった。

読むのもたいへんだが、何と「先生からのアドバイス欄」が横にA5のスペースで設けてあり、そこにコメントを書き入れて欲しいとなっている。昨年もそうだったが60名が100名に増えてしまったので、これはさすがにたいへんだ。

当日セミナー前の打合せ時、H担当教授が「昨年のコメントは、私自身いろいろ勉強になり、かつ感激しました。」と挨拶を受け、またセミナー開始時に学生に「皆さん、先生に何でも質問して下さい。必ず貴重なご返事が頂けます。」と挨拶されたものだから、今さら断る訳にも行かない。

しかし、感想文を読むと、やはり「これは応えて上げなければ」と思うことになってしまう。持って生まれた性分だろうか。損と知りつつ、昨日から少しずつ書き始めている。でも、本心は損とは思っていない。コメントを返す中で、学生の捉え方を学び取ったり、自分からの伝え方を咀嚼し直したりと、いろいろと勉強になるからだ。この現場体験が、もっとも大きな報酬かもしれない。

あと90枚残っている。何とか早く仕上げて大学にお届けしたいと思っているのだが、一体いつになるのだろうか。まあ、焦らず、カット&ペーストで対応することなく、しっかりコメントを書くことに集中しようと思う。これが「微笑む女子大生」に対するお返しだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年1月25日 (水)

同志再見!

昨日、新たな同志と出会った。S商工会議所シニアアドバイザーのYさんだ。きっかけはE酒販様の経営革新計画を支援して作成・提出したT産業労働センターのTさんだ。Tさんに今回の仕事ぶりを認められ、Yさんに紹介してもらったのだ。Tさんも役人らしからぬ人材で、意気投合した仲だった。そのTさんお勧めの方というので、昨日期待してS商工会議所を訪問したのだが、期待以上だった。すっかり意気投合し、今後お仕事を頂けることになった。

仕事は、地元中小企業の経営革新計画作成の支援をする「専門指導員」の仕事だ。地元に何らかの貢献をしたいと思っていたので、ちょうどいい器が見つかった。商工会議所という言わば公的機関に属しての仕事だから、やりがいもある。

どこに出会いが待っているか、本当に分からないものだ。やはり手を抜かず、ひとつひとつ丁寧に仕事をしていくことが必要だと実感した。今後の展開が楽しみである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年1月23日 (月)

原点回帰

久しぶりのブログだ。前回アップから12日経ってしまった。その間、いろいろな事があった。クライアントを支援して提出した経営革新計画の現地審査立会い、中小企業診断協会関係の新年会2つ参加、従妹の結婚式参列、N女子体育大学とのキャリアデザイン体系の打合せ、経営セミナー講師、関係会社役員会参加、財務セミナー講師等。

この1年、出会うチャンスをモノにするため、いろいろな活動を実施して来た。それはそれで効果があり、幾多の新たな出会いがあり、また活動の幅が広がった。しかし、最近は忙し過ぎる。諸事多忙はいいことだが、走り回っているだけでそれに伴う効果が上がらなければ意味がない。「貧乏暇なし」では、先行き息切れがする。

そこで、一旦贅肉を削ぎ落とすことにした。昨日、所属していた3つの研究会に退会届を出した。関係会社の役員も降りることに決め、これから辞任届を出す考えだ。自分の時間を改めて作り出し、本当に力を入れたいものに集中できる体制を整えていく。スクラップ&ビルトと言えなくもない。

実は、周りの理解を得ながらというところが難しいところだ。でも、自分を活かしていくためには、決めたことを実行していくしかない。ここは勇気を持って進むしかないだろう。ある研究会は、「盛大な送別会をさせてほしい。」とリーダーがすぐに返事を返してくれた。このような懐の深い方とは、今後も関係が深まりこそすれ、薄れることはないと信じている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年1月11日 (水)

微笑む女子大生

今日のタイトルは「微笑む女子大学」。毎回どのようなタイトルを付けるか考えているが、これが中々楽しい作業だ。ほどんど直感で付けているが、返ってその方が真理をついたいいものができる。センスの世界かもしれない。今日のタイトルも、心に残った一瞬をついた言葉だ。

今日、Z栄養大学の基礎特論講座の講師で女子学生100名を前に話して来た。昨年も実施したが評判が良かったらしく、40名も受講者が増えてしまった。うれしい悲鳴である。なぜならば、受講後感想文を学校が学生に書かせるのだが、それに対し講師がコメントを返さなくてはならないからだ。読んでコメントを書くのに1人15分はかかる。100人だと25時間だ。1日2時間取って13日かかる。お金を目当てに仕事をしている人だと、まったく割りに合わないと思うだろう。でも、私は違う。私への最大の報酬は、女子大生の「微笑み」だからだ。

変な意味ではない。私の話しに対し、今日も前列の学生が微笑み返してくれた。それを頼りにまた話しを進めて行く。その「正の循環」が心に残る思いや考えを学生の脳裏に刻み込んでいくのだ。話しは相手の共感を呼び起こして初めて心に残る。講義の最中は、その「微笑み」が話しを受け入れてくれているかのバロメーターとなる。今回は1人だけだったが、講義後名刺が欲しいと言って来た学生がいた。彼女は「自分のしたいことが見つかっている人」という質問で、唯一1人手を上げた学生であった。きっと、何か感じたことがあったのだろう。感想文が楽しみである。

出会いは本当に素晴らしいものである。今日、私の話しを聞いた学生が自分に覚醒し、悔いのない人生を歩むことを望むのみである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

研修ゲームを体感

1/1(日)以来の久しぶりのブログだ。年末年始は、とにかく忙しかった。年明けにセミナーの依頼が集中したためだ。嬉しいような悲しいような複雑な心境だった。少し落着いたので、再開したい。

1/8(日)9(月)と2日間かけて、中小企業診断士仲間のH氏から研修ゲームのノウハウを授かった。H氏は、S学園大学でお互い講師をしている間柄だ。授業で研修ゲームを行うことの有効性を話し合っているうちに、自分のノウハウを仲間に公開してもいいという話しになった。このようなことは異例中の異例である。

さっそく私が研修ゲームセミナーを企画し、2人が属しているA研究会のメンバーから参加希望者を募り実施したという訳である。企画から開始まで年末年始を挟んで10日間であった。12名で実施したが、よく集まったものである。場所の確保には苦労したが。

さて、その内容だが、すばらしいものだった。さすがH氏だけあって、磨き上げられた珠玉の内容であった。ムダが削ぎ落とされ、しかしポイントを突いた内容で構成されている。冗長なカリキュラムが多い中で、これは特筆すべき事柄だ。

しかし、疲れた。なぜならば、H氏の一挙手一投足を盗むべく、研修を受けながら観察し続けたためである。一緒に受講したM氏から「吸血鬼みたい」と言われてしまった。H氏のご好意に対する我々のお返しとしては、独自の視点でこれらの研修ゲームを消化し、新たな工夫を付加してお返しすることだと思っている。多分、H氏もそれを期待しているであろう。ならば、存分に吸収しておく必要がある。

H氏は研修暦10年と長い。持っている研修ツール類も、コンパクトかつ使い勝手の良さそうなものばかりだった。戦場で選び抜かれた優秀な兵器のような雰囲気すら漂っていた。これらを逃す手はない。全部手帳に記録して帰り、独自の視点を加えてリストを作り、1/10(火)の昨日中に、東急ハンズ等へ行ってすべて買い揃えて来た。「先手必勝」である。あとは、今後実施するセミナーで実際に使用しながら手になじませていくのみである。

2日目の終了後、H氏と一緒に帰ったのだが、電車の中で私が「何人が今回の研修内容を仕事に活かすでしょうかね。」と質問したところ、「井上さんだけでしょう。」という答えが返って来た。私もそう思った。研修ゲーム実施には、かなり準備も必要だし根性も必要だ。まさに、私ために皆さんに集まって頂いたようなものだ。感謝である。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年1月 1日 (日)

三丁目の夕日

「ALWAYS三丁目の夕日」を見て来た。実にほのぼのと懐かしかった。設定が昭和33年ということだったので、私が昭和30年生まれだから、自分の子供の頃とオーバーラップしたのだと思う。

駄菓子屋は、まさに子供の夢の世界だった。私の行き着けの駄菓子屋は当時数軒あったが、おばあさんが1人でやっている店もあり、「1人で大丈夫だろうか。病気したらどうするのだろう。」と妙に心配していたことを思い出した。まさに10円でクジを引き、ハズれても夢の世界だった。

町並みもあの頃そのものだった。一般住宅はみな木造で、銀行とかだけ頑丈なコンクリート造りだった。夏になれば縁台が通りに並び、おじちゃん達が涼んだりスイカを食べていた。

テレビの騒ぎもあのとおりだった。私の家も比較的早く買ったので、近所の方々が夜になると見に来ていた。皆で見たテレビ。あのときの皆は今、どうしているのだろう。

原っぱで横になり、見上げた夏の空の入道雲、秋のすじ雲が、目に浮かんだ。夜はいつも満天の星だった。プラネタリウムなぞ全く不要だった。皆で行った社宅の共同浴場も懐かしく思い出した。

そう言えば、冒険王や少年サンデー、少年マガジンも、よく散髪屋で読んだものだ。お小遣いに限りがあったから、やむを得なかった。夢は21世紀に、宇宙に、海底に、限りなく広がっていった。

映画は映画でおもしろかったが、私の頭の中で、もうひとつの実写の映画が回っていた。私が死ぬときも、きっと同じ映画を見ることになるのだろう。

しかし、ずうと忘れていた大事なものを思い出した気がした。10円でも、貧しくても、皆で支え合った暮らしがあった。失われかけている日本の心を、間違いなく呼び起こしてくれたような気がする。

日本の映画も、捨てたものではない。日本人でないと作成できない映画だ。「男たちの大和」に引き続き、再度心から引きつけられるものを感じた。見終わった後、不思議と心が落着いた。心の原点に触れたからだろうか。何か明日から生きていく勇気と喜びを感じさせられた。また静かに心の炎が燃え始めた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

第2幕の始まり

2006年の年が明けた。昨年末も仕事のし通しだった。この年始も4日から始まるAガーデンのセミナー準備で、多分日が暮れるだろう。独立家業のつらいところだ。

独立後第3四半期が過ぎたことになるが、自分としては第2幕が始まったという感覚だ。初めての独立自営業者としての確定申告もある。新しい仕事の芽生えもあり、年初から忙しい日が続きそうである。

昨年は、まさに模索の年であった。独立前に考えて来たことがどの程度できたのかよく分からない。そもそも余り考えてなかった節もある。入学方式でなく、卒業方式で独立したからだ。前途が見えて独立したわけではない。

でも、この1年で、おぼろげながら自分でしたいこと、向いていることが分かって来た。それは人材開発に係る仕事だ。思ってみれば、財務研修を請け負っても、必ず知識付与のみに止まらず、それを組み込んだ仕事や生活の向上を訴えて来た。言うならば個人の付加価値向上を訴えて来たのだ。かけがえのない自分を大切にすること。この自覚がすべての原点であると。自分は最も近い他人であり、自分を大切にできない人間に他人を大切にできる訳がないと。自分の目標は自分であって、外にはないと。

先は長いので、あまり気負わないことも大切だろう。トレーニングでの気晴らしは今後も続けて行きたいと思う。歌うことも本来好きなので、どこかでしっかり歌唱力を身に付けたいとも思っている。映画に詳しい方が身近にいるため、スクリーン鑑賞もいいかもしれない。というわけで、今日もレイトショーで「ALWAYS 三丁目の夕日」を見に行くことにした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2005年12月 | トップページ | 2006年2月 »