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2006年1月11日 (水)

微笑む女子大生

今日のタイトルは「微笑む女子大学」。毎回どのようなタイトルを付けるか考えているが、これが中々楽しい作業だ。ほどんど直感で付けているが、返ってその方が真理をついたいいものができる。センスの世界かもしれない。今日のタイトルも、心に残った一瞬をついた言葉だ。

今日、Z栄養大学の基礎特論講座の講師で女子学生100名を前に話して来た。昨年も実施したが評判が良かったらしく、40名も受講者が増えてしまった。うれしい悲鳴である。なぜならば、受講後感想文を学校が学生に書かせるのだが、それに対し講師がコメントを返さなくてはならないからだ。読んでコメントを書くのに1人15分はかかる。100人だと25時間だ。1日2時間取って13日かかる。お金を目当てに仕事をしている人だと、まったく割りに合わないと思うだろう。でも、私は違う。私への最大の報酬は、女子大生の「微笑み」だからだ。

変な意味ではない。私の話しに対し、今日も前列の学生が微笑み返してくれた。それを頼りにまた話しを進めて行く。その「正の循環」が心に残る思いや考えを学生の脳裏に刻み込んでいくのだ。話しは相手の共感を呼び起こして初めて心に残る。講義の最中は、その「微笑み」が話しを受け入れてくれているかのバロメーターとなる。今回は1人だけだったが、講義後名刺が欲しいと言って来た学生がいた。彼女は「自分のしたいことが見つかっている人」という質問で、唯一1人手を上げた学生であった。きっと、何か感じたことがあったのだろう。感想文が楽しみである。

出会いは本当に素晴らしいものである。今日、私の話しを聞いた学生が自分に覚醒し、悔いのない人生を歩むことを望むのみである。

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