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2006年1月11日 (水)

研修ゲームを体感

1/1(日)以来の久しぶりのブログだ。年末年始は、とにかく忙しかった。年明けにセミナーの依頼が集中したためだ。嬉しいような悲しいような複雑な心境だった。少し落着いたので、再開したい。

1/8(日)9(月)と2日間かけて、中小企業診断士仲間のH氏から研修ゲームのノウハウを授かった。H氏は、S学園大学でお互い講師をしている間柄だ。授業で研修ゲームを行うことの有効性を話し合っているうちに、自分のノウハウを仲間に公開してもいいという話しになった。このようなことは異例中の異例である。

さっそく私が研修ゲームセミナーを企画し、2人が属しているA研究会のメンバーから参加希望者を募り実施したという訳である。企画から開始まで年末年始を挟んで10日間であった。12名で実施したが、よく集まったものである。場所の確保には苦労したが。

さて、その内容だが、すばらしいものだった。さすがH氏だけあって、磨き上げられた珠玉の内容であった。ムダが削ぎ落とされ、しかしポイントを突いた内容で構成されている。冗長なカリキュラムが多い中で、これは特筆すべき事柄だ。

しかし、疲れた。なぜならば、H氏の一挙手一投足を盗むべく、研修を受けながら観察し続けたためである。一緒に受講したM氏から「吸血鬼みたい」と言われてしまった。H氏のご好意に対する我々のお返しとしては、独自の視点でこれらの研修ゲームを消化し、新たな工夫を付加してお返しすることだと思っている。多分、H氏もそれを期待しているであろう。ならば、存分に吸収しておく必要がある。

H氏は研修暦10年と長い。持っている研修ツール類も、コンパクトかつ使い勝手の良さそうなものばかりだった。戦場で選び抜かれた優秀な兵器のような雰囲気すら漂っていた。これらを逃す手はない。全部手帳に記録して帰り、独自の視点を加えてリストを作り、1/10(火)の昨日中に、東急ハンズ等へ行ってすべて買い揃えて来た。「先手必勝」である。あとは、今後実施するセミナーで実際に使用しながら手になじませていくのみである。

2日目の終了後、H氏と一緒に帰ったのだが、電車の中で私が「何人が今回の研修内容を仕事に活かすでしょうかね。」と質問したところ、「井上さんだけでしょう。」という答えが返って来た。私もそう思った。研修ゲーム実施には、かなり準備も必要だし根性も必要だ。まさに、私ために皆さんに集まって頂いたようなものだ。感謝である。

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