感動の別れ
昨日3/24(金)、Tセンター最後のキャリアデザインセミナーが終了した。昨年の11月から講師を勤め始め、毎月開催で合計5回行ったことになる。毎回、自分なりに工夫を凝らし、内容をブラッシュアップしてきた。もちろん受講者のニーズに合わせてである。最近は受講者の最後のコメントが「よかった」から「感動」に変わり、脂が乗り切ったところでの終了であった。
受注していたN社が、Tセンターから撤退したため、N社と契約していた私も降板となったのである。思い起こせば、いろいろな方約60名との出会いであった。失意のどん底にいた若者、いやに元気なおじさん、方向を見失ったOLとか、その人生はまちまちだった。
最終回は8名の方々であった。例によって、最初から脱線が始まり、ついに本線のレールに戻ることはなかった。もちろん基本線を外すことはなかったが、あとは縦横無尽に受講者と共に野山を駆け巡った感じだった。もちろん、皆「楽しく」「リラックス」して自分の振返りができたと、とても喜んでもらえた。
18時でセミナーは終了したのだが、皆帰らず、18時半頃にセンターの方に追い出された有様であった。話し足りず、別れつらかったのか、皆でその後、喫茶店に行くことになった。私も誘われ、ご一緒させて頂いた。
実は、今までの受講者の方数人とも、今もいろいろな形でお付き合いが続いている。飲みに誘われたこと、事業プランを見て欲しいと頼まれたこと、職務経歴書を添削して欲しいとTセンターで待ち伏せされたこと、いろいろである。共通していることは、皆真剣に生き、自分を活かそうと考えていることだ。
皆さんと接するたびに思うのは、実は、支えられているのは私の方だということ。いつも何かを考えさせられ、何かを与えられている感じがするのだ。これって、私にとってはとても大事な宝ものと言えるだろう。
今朝からも、すでに昨日の受講者の方々から、何通かのメールが届いている。昨日は、前回の方から、就職が決まった旨のメールも頂いた。本当に皆さんの幸せを、心から祈るのみである。
私もまた、明日から心機一転がんばろうと思う。
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