さらばThinkPad530
確定申告を終え、昨年の清算ができたところで、部屋の整理をした。元自転車置場だったシンクタンクルームに置きっ放しだったThinkPad530も、今回片付けることにした。97年から2000年当たりにかけて、大活躍してくれたWindows95搭載のIBM製ノートパソコンだ。
いつもそうしているのだが、今回も徹底的に分解することにした。パソコンの中身を知る絶好のチャンスだからである。そのための微細ネジ回しも持っている。
分解するたびに思うのだが、部品がどんどん減っている感じがする。ほとんどが基盤に組み込まれてしまっているからだ。緑色の基盤のうえに、縦横無尽にプリントされた配線を見ていると、上空から街を見ているような不思議な感覚に襲われる。
ディスプレイも不思議そのものだ。TFT液晶なのだが、液晶が密封されたガラス板の両端に無数のプリント配線が出ている。理屈では分かるが、よくこれでカラー画像が映し出されるものだ。
デジカメ2台も一緒に廃棄した。これですっきりした。もったいない気もするが、これでいいのである。まさにスクラップ&ビルトを地で行っている。世話になった電子機器に別れを告げ、明日からまた心機一転、がんばろうと思う。
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