筆跡心理学の心得
昨日1/11(金)に、筆跡心理学のセミナーを受けて来た。講師は日本でこの道の第一人者の根本寛氏だった。
非常に興味深い内容であった。まあ、筆跡がその人の性格を表わしているだろうと想像はしていたが、具体的に「これはこう」と伺うと、「なるほどね」という面白い気付きの連続であった。
字のうまいへたではなく、ハネの強さを見たり、縦棒の長さをみたり、僅かな部分から、その人の深層心理を読んでいくとのことであった。
説明の度に、芸能人や政治家、スポーツ選手の例が紹介され、これも面白かった。
筆跡心理学は、欧米では100年以上の歴史があり、「グラフォロジー」と呼ばれ、大学にも講座があるそうだ。特にフランスでは、「筆跡診断士」と呼ばれ、弁護士と肩を並べるほど高度な国家資格とのことである。
根本氏は、筆跡心理学を経営判断に活かし、中小企業診断士としても活躍されている。また、筆跡鑑定人として遺言書等の真偽鑑定もされている。
最後に話された「筆跡鑑定で日本のトップになりたい。」との言葉が印象的であった。ちなみに日本では、筆跡鑑定人の実力レベルが低く、まだ世の中に対して、十分に適正な貢献をしていないとのことであった。私利私欲ではなく、筆跡道を究めたいという、一途な心をそこに見た。
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