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2007年1月 8日 (月)

高専ロボコンに思う

今日、昨年11/26(日)に行なわれた高専ロボコン全国大会の模様を、NHKの再放送で見た。いやー面白かった。まさに若者の知恵とアイデアとパーフォーマンスの真髄を見せてもらった。

今年で19年目とのことだったが、今回は高専ロボコン史上、最も難しい課題だったそうだ。確かに10KG近いロボットが、お堀を渡ったり、シーソーをしたり、ジグザグ走行のうえになわとびまでするとなると大変だ。

いろいろな状況に対応できるロボットは、違った機能を要求される。25チームで競ったのだが、皆、それそれの発想を活かし、これらの課題をクリアしていた。

でも、見ていて、これは単なる技術力のコンテストだけではないと思った。各校の製作途中の映像も流れたが、そこには、廃材を求めて地元のアルミ業者を尋ねたり、特産品のオブジュを小学生に作ってもらうため小学校を訪問したりという人との触れ合いの場面が映っていた。そして、テレビ画面には、それらの方々が応援する姿も映っていたのである。

一緒に応援し、一緒に喜び、一緒に沈む顔があった。

ゲスト出演していた角田信郎さんが言っていたが「ロボコンには人生が詰まっている」である。まさに汗と涙のドラマが繰り広げられていた。

この前は、高校生のダンス大会を見た。これも感動した。しかし、派手さはないが、ロボコンにも感動した。これらの経験は、彼らを大きく成長させることだろう。若者が何かに打ち込む姿を見ると、思わず「がんばれ!」という声が出るようになってしまった。

元気をもらった1日だった。

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