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2007年1月19日 (金)

学びて足らざるを知る

昨日1/18(水)、すばらしい講演会に参加して来た。立教大学経済学部教授 山口義行教授の講演である。山口氏は、関東経済産業局「新連携支援」事業評価委員長を務められており、昨日は、その委員長の立場からの中小企業再生へ向けての講演だった。

これからの中小企業への必要な支援として、3点挙げられた。①再生支援、②承継支援、③ネットワーキング支援 である。

そのうち、今日は、③が主な講演対象であった。

内容の詳細な記載は省略するが、印象に残ったことばを紹介したい。
・「時代を味方にする経営者」が、優秀な経営者である。
・デフレ脱却とは、付加価値を取り戻すことである。
・そのためには、経営者の「自己革新力」が必要である。
・視点を変え、視野を広く持つことが大事である。
・問題意識を与える経営者の発言が、会社を変える。
・「うちは何を売る会社だ」と従業員に問い掛けて欲しい。

視点を変え、知恵を働かせ、挑戦するたびに、「何が足りないか」が分かってくる。そこに他社との連携、地域との連携が生まれて来るという。

「学びて足らざるを知る。」

いいことばではないか。誠実さ、謙虚さ、奥の深さ、そして未知の世界に臨もうとする静かなエネルギーを感じることばではないか。

自ら体験した事例を分かり易く紹介され、また、プレゼンとしても引き込まれる魅力ある話しぶりであった。中小企業診断士としては、数々の「学び」のあった一夜であった。

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