手帳活用術
今年2月頃、必要に迫られて「手帳活用術」なるものを研究した。いろいろな本を読んだが、結論は「100人いれば100通りの活用術がある」ということを学んだことだった。
つまり、本当に手帳を活用しようと思ったら、自分オリジナルのものを考え出す必要があるということ。そこに、その人の考え方や捉え方が凝縮されている。哲学といってもいい。
いくらノウハウを本で読んでも、それを実践することは難しい。すばらしいアイデアもない訳ではないが、それよりも、自分の必要に合わせて考えながらベストな方法を編み出していく方が返って効率的であり効果的であると思う。
私もいろいろ工夫しながら手帳に記録している。もう20年近く同じ手帳を使っている。高橋書店のno51「ビジネス手帳5」という商品だ。私にとってはこれが大きさ的にも中の記入欄の構成もちょうどいいのだ。「ちょうどいい」というのは、自分で線を引いたりして加工しているのだが、その作業に邪魔にならないよう、極めてシンプルに出来ているということだ。
ひとつ工夫点をいうと、「隙間時間の見える化」をしているという点だ。普通は予定のみを書き入れるが、私は同時に空いている時間を記号を決めて「この時間が空いている」というのを明示するようにしている。この時間を使って、段取りと思考に費やすのだ。これが極めて効果を発揮している。
時間を有効に使う工夫は、いろいろあると思う。また機会を見つけて記して行きたい。
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