ピカドン
添付した写真の赤い部分、何かお分かりになるだろうか。
ピカドンが爆発した空中の位置である。
ピカドンとは、原子爆弾のことである。
今日、広島での仕事が午前中で終わったため、足を延ばして平和公園まで行って来た。
一度も訪れたことがなかったので、日本人として一度は足を運び心に刻み込んで置きたいと思っていた場所だった。
広島平和記念資料館、原爆死没者慰霊碑、原爆ドームと回った後、国立広島原爆死没者追悼平和記念館で、写真の都市模型と出会った。
説明書きによると、昭和20年8月6日午前8時15分に旧「島病院」の上空約600mで爆発したとのことだった。爆心地から半径2キロメートルが一瞬にして壊滅したとのこと。
展示に加え、声を失ったのが体験記閲覧室のビデオで視聴した被爆された方の生々しい話しだった。これは涙なしにはとても聴けない。当時の苦しい戦時下で、最後に訪れた悲惨な状況が有り有りと目に浮かぶようだった。
今、普通に暮らしている我々。この平和な状態が当たり前と思っていないだろうか。計り間違えば、北からミサイルが飛んでくる可能性も否定できない。
常に身を引き締め、人類の「平和」を守るために一人ひとりが何をしなければならないかを真剣に考えることが必要だと改めて心から感じた。
資料館には、外国の方々の姿が数多く見られた。黙々と展示に見入り皆無言だった。
「平和」を願う心は、皆同じなんだなと実感した次第である。
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