大和ミュージアム見参
遂に行って来た。呉の大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)へ
そこに存在していた、1/10スケールの戦艦「大和」が。
さすがに全長26.3mとなると迫力が違う。思わず見とれて撮ったデジカメが150枚に昇った。まさになめるように撮影して来た。
今回の訪問は、広島出張の隙間時間を利用して実現したものだ。かねてから一度訪れたいと思っていたため、やっと夢がかなった。
大和に関する想いは、いろいろだ。
3,056名の尊い命と共に海底に没した悲劇の戦艦。戦争という悲惨な状況下で水上特攻として沖縄に出撃し、4月7日がその最期となった。このようなことは2度と起してはならない。
一方、その造船技術の高さには驚嘆に値するものがある。製鋼技術、スクリュー、精密光学機器、球状艦首のほか生産管理システムも当時の世界水準を上回っていた。これらの技術が戦後の日本を支えたと言っても過言ではないだろう。
他にも零式艦上戦闘機62型、人間魚雷「回天」、特殊潜航艇「海龍」等が展示されていた。
戦争という異常事態ではあったが、展示を見て感じたことは日本人の「不屈の魂」がそこに宿っていたということだ。
この精神は我々もぜひ受け継いで行きたいものだ。
来館の記念に絵葉書を買って来た。しばらくは本棚に飾り思いを馳せたいと思う。
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