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2008年2月27日 (水)

リバイタライジングクリーム

昨日の誕生日に、次女からリバイタライジングクリームをプレゼントされた。

リバイタライジングクリームとは、訳すと「肌に活力を与えるクリーム」となる。
要するにスキンクリームだ。
ニベア花王が、ドイツバイヤスドルフ社との技術提携で作ったクリームとある。

私が以前から、「男性用の保湿クリームってないかな。」と言っていた。
それを忘れずにいてくれたようだ。

人前に立つことが多いため、服装だけでなく肌の手入れも必要かな
と思い始めた矢先だった。

「お父さん、少しいい?」
「何?」
「これ、買って来た。」
「何?」
「はい。」
「ん?、これクリームか?」
「そう。ついでに買って来た。」
「そうか、ありがとう。」

娘は、ある化粧品メーカーの美容部員だ。
他社製だったが、いい商品ということで買って来てくれた。

嬉しかった。

娘の愛情入りのクルームは格別だ。
これからせっせとつけて、潤いのある肌と心を目指したいと思う。

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2008年2月26日 (火)

ドラゴン桜

昨日から今日にかけて、DVD「ドラゴン桜」11話9時間分を全巻一気に視聴した。

主人公の阿部寛演じる桜木建二という弁護士兼教師のキャラクターが、
とてもユニークで興味深い存在だった。

超現実的であり合理的。

しかし、実は熱い志と信念を持った頼れる男。
そういう感じだった。

最後のセリフが、特に気に入った。

「入学試験の問題には、正解はひとつしかない。」
「しかし、人生には正解はいくつもある。」
「だからお前ら、生きることに臆病になるな。」
「自分の可能性を否定するな。」
「受かったやつも、落ちたやつも、堂々と胸を張って生きろ。!」

素晴らしいことばだ。

残念ながら、私の高校生時代には、このような先生と
出会うことはなかった。
まさに苦悩の日々の連続だった。
思ったようには、何ひとつ出来なかった。
勉強も運動も、そして恋もだ。

しかし、今の現実はどうかと聞かれたら、こういうだろう。

「堂々と胸を張って生きている」と。

スタイルは違うが、私も桜木建二のような存在でありたい。
奇麗事ではない、真実を求め、厳しさの中に、生きる道を
見出していく。

我が身を鏡としながら、若者に何かを訴えていける存在となりたい。
誕生日の今日、改めてそう誓った。

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2008年2月25日 (月)

本格トレーニング再開!

昨日の日曜日から、いよいよトレーニングを再開した。

H倶楽部へ再入会して、8回目の訪問だった。

やっと体が少しほぐれて来たので、今後のトレーニングメニューを
担当のKインストラクターに作成してもらった。

前回の担当もKさんだったので、メニュー作りは順調だった。
何しろ、私の体の特徴や筋肉の状態は私より詳しい。

まずは、マシントレーニングからだ。

順にマシンを周り、ウエイト、回数、セット数、座席位置等を
試しながら決めて行った。

しかし、やはりかなり筋力が落ちていた。
今後が楽しみではあるが、少しがっかりもした。
まあ、焦らずやるしかない。

今日は、快い筋肉痛で、ぐっすり眠れそうだ。
久しぶりに爽快感を味わった1日だった。

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2008年2月24日 (日)

フルスイング終了

昨日、NHK土曜ドラマ「フルスイング」が最終回を迎えた。

プロ野球コーチだった高畠導宏さんをモデルにしたドラマ。
58歳で高校教師を目指した熱い志を持った先生の物語だ。

今回は、卒業を迎えた3年4組の生徒を前にして最後の
ホームルームで高林先生が話した言葉が心に染み入った。

『氣力』(板書して)
「…ワシはな、諦めん気持ちこそ、氣力じゃといいたい。」
「諦めちゃいかん。ワシも、皆んなもじゃ。」
「九回裏、ツーアウト、ランナーなしでも、何点離されておっても、
諦めん気持ち、それが氣力じゃ。」
「氣力はな、人を思う事で強くなる。」
「思われる事で、もっと強くなる。」
「くじけそうになったら、この言葉を思い出して欲しい。」
「ワシも、がんばるから。お前らもな。」

この言葉を残し、卒業式が終わった日に先生は東京へ戻った。
即、ガン病棟へ入院。
すい臓がんに侵されていた。

しかし、闘病生活は、5週間で終わった。
何ということだ。

最後の炎を燃やし尽くしてこの世を去ったということか。

「諦めない。」
この言葉は、実は私もよく使っている。
学生を前に、新入社員を前に、課長・部長を前に、そして経営者を前に。

「諦めない限り失敗はない。」
そう高林先生いや高畠氏は言いたかったのだろう。

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2008年2月23日 (土)

小学生の一人旅

昨日、仕事で九州へ出掛けたときの飛行機の中での出来事。

飛行機の出発間際に、私の斜め前の席に1人の小学生が
客室乗務員に連れられてやって来た。

見たところ、小学4年生位の男の子だった。

付き添いの方はなし。
訳ありそうな感じで、何か落ち着かない不安そうな素振りを
見せていた。
飛行機に乗るのも、初めてのようであった。

大丈夫かなと心配になり、しばらく様子を見守っていたが
すぐにそれが不要であることが分かった。

立ち代わり入れ替わり、複数の客室乗務員がやってきては、
声を掛けたり本の出し入れを手伝ったりしている。

おかげですっかりその男の子は落ち着きを取り戻し、
その後は本を読んだり、ゲームをしたりしてリラックスして
過ごしていた。

1時間45分のフライトだったので、普通だったら飽きて
しまうところだ。
そのへんのところも考えた声がけだったのだろう。

着陸後、心の中で男の子に対し「がんばれよ」とつぶやきつつ、
席をあとにした。

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2008年2月22日 (金)

感動する脳

最近、茂木健一郎氏の著作を何冊か固め読みした。

その中で「感動する脳」に共感した。

いろいろ参考になったが、以下のフレーズが特に気に入った。

「感動というものは、心の空白の部分にスッと入り込んでくるものです。」
「心の空白とは、気持ちの余裕と言い換えてもいいでしょう。」

まさにそのとおりだと思う。
ときどき、何もしない、何も構えない時間が必要だ。
心をフリーにする。
全てを受入れるために。

「空白の時間というものは、自分から積極的につくっていかなければなりません。」
「しかし、空白の時間そのものが何かを生み出すというわけではない。」
「空白の時間に何を見て、何に感動するかということです。」

忙しいときほど、一瞬でもいいから空白の時間を持つことが必要なのだろう。
そうすれば、視野狭窄から脱することができる。
これは、おおらかにかつ豊かな人生を生きるためにも大事なことと思う。

「脳の仕組から言うと、空白がなければ創造性も感動も生まれない。」
「これはもはや、脳科学の世界では常識となっています。」

なるほどね。
高岡英夫氏の「身体意識を鍛える」に、脱力した体の状態が
実は一番安定し力強い状態だと記した部分があったが、
それと一脈通じるところがおもしろい。

「無」の強さ。
そういうことだろうか。
まだまだ修行が足りないことを痛感した。

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2008年2月21日 (木)

鉄道博物館

昨日、腰の筋肉痛のリハビリも兼ねて昨年10月に
大宮に開設した鉄道博物館に自転車で行って来た。
片道20分程度の距離だ。

平日なので空いているだろうと思って行ったが、
すごい混雑ぶり。
観光バスが、全国から来ていた。

しかし、圧巻の鉄道展示だ。
35両の実物車両を中心に、その時代の雰囲気が出るように
工夫されている。
「情景再現」という展示演出だそうだ。

それ以外にも、HOゲージのジオラマや運転シミュレーターなど
子供であれば目を輝かせる展示が数多くあった。
私も思わず童心に戻り、夢中で見入ってしまった。

何か懐かしいものに引かれる感じがした。
建物全体がすべて間接照明で薄暗く、鉄道車庫にいるような
錯覚を受けた。
心が豊かになり、気がついたら何組かの写真撮りの代行を
進んで行っていた。

最初、痛い腰をさすりながら歩いていたが、途中から
すっかり忘れてしまった。
リハビリにも効果があったようで、一石二鳥であった。

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2008年2月20日 (水)

筋肉痛でたまらん

筋肉痛が治らない。

もう8日も経つのに、腰の筋肉痛が引かない。

このたび個人会員で入会したH倶楽部のボクササイズで
はりきり過ぎた結果だ。

「メニューを変更しステップを多くしたのできついですよ。
注意して下さいね。」
とインストラクターに言われていたが、少々甘く見ていた。

2年間の間に、体重が増えていたことと腸腰筋が衰えていた
ダブルパンチでこのザマだ。

静養が必要と思い、その後務めてそうして来た。
しかし、情報の食い違いで研修会場までダッシュさせられたり、
どうしてもデスクかぶりつきの仕事をこなさねばならなかったり、
こういう時に限ってろくな事がなかった。

今日遂に、かかりつけの整形外科へ行って来た。

やぶ医者でも、行けば落ち着くから不思議である。
電気を当ててシップ剤をもらって来ただけなのに。

1年に1度は無理をして、同じような痛い目に会っている。
まあ、ほどほどにしながら、でも今後も限界に挑戦して行きたい。

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2008年2月19日 (火)

マンハッタン パッセージ

「マンハッタン パッセージ」とは、私が持ち歩いているバッグの名前だ。

正式名称は、ゼログラビィティー3WAYブリーフケース#2475という。

なかなかの優れものである。
3WAYというように、手提げ、肩掛け、リックの3通りでバックを持てる。
場面に応じて使い分けできるところがいい。

生地は高密度ナイロン製でしっかりしている。
しかし、軽量素材なので、重さはあまり感じない。
ポケットもたくさんついているため、収納分けができる。

最近は、仕事上便利かつ最少不可欠のものを厳選して
このバッグに入れ、持ち歩いている。
逆に言うと、このバックがあれば、短期間の出張ならばすぐ
できるという訳。

よくキャリーバックを引っ張っている先生方をみるが、
あれでは機動力が失われる。
ものも次第に増えて来る。

自分の担げる範囲内に収めるのが、日常生活では
基本だろう。

という私も、時々バックをひっくり返し、いらなくなった
ものを出すという作業を繰り返している。

スマートに決めたいものである。

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2008年2月18日 (月)

おいしい水工房

家にいるときは、気晴らしも兼ねてよく近所のジャスコへ行く。

そこに、前から気になっていたものがあった。
「麦飯石おいしい水工房」という給水装置だ。
2Lのペットボトルを装着し、給水する。

見ていると、入れ替わり立ち代わり人が来る。
お金を入れているふりもない。

近づいて見ると、イオンカードを指し込んでいる。
なるほど、集客方法のひとつかと納得した。

私の自宅の台所には、蛇口が2つある。
そのうちの1つは、浄水専用の蛇口だ。
水を飲むときは、いつもこの蛇口を利用していた。

しかし、おもしろいもので、皆が水工房から水を
汲んでいるのを見ると、おいしそうに見えるから不思議だ。

結局、この水を求めるためだけに、イオンカードを
作ってしまった。

今では、ジャスコへ行くときは、デイバックに専用の
2Lペットボトルを入れて出掛けている。

すっかりジャスコに取り込まれてしまった。
しかし、あまり気にしていない。
余分なものは買わないのは、前と変わらないからだ。

それよりも、赤血球の量が多いので水を頻繁に飲め
と言われている。
健康維持のためにも、多いにこの装置を活用したい。

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2008年2月17日 (日)

パソコン2台の効用

現在、私のデスクには、パソコンが2台配置されている。

2台ともノート型だ。
1台がマザーパソコンで、もう1台がモバイルパソコンである。

モバイルのOSがVistaのため、同期機能が活かせる。
そのため、マザーのファイルで仕事上必要なファイルを
常にモバイルに同期させている。

こうしておくと、2つの効用がある。
① マザーの重要ファイルを常にバックアップできる。
② モバイルを持ち出したときでも、仕事に必要なファイルにアクセスできる。

②のために、同期させたファイルをオフファイルに指定している。
オフファイルにしておくと、LAN環境から離れてもファイルを見ることが
できるようになるのだ。
もちろん編集も可能である。

最近は、USB型のワンセグチューナーをモバイルに接続し、
テレビとしても活用している。

デスク上なので、テレビを見ながらメモを取るにも便利だ。

しかし、難点もある。
気晴らしができないのだ。

年中デスクの前では、飽きてしまう。
テレビとして使うのは、必要なときだけに留めようと思っている
今日このごろである。

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2008年2月16日 (土)

スーパーパズルボブル

今日、名古屋で仕事を終え、帰りの新幹線の中での出来事。

普通は、新幹線は私の読書室なので、本を読んでいるのだが、
今日は違った。

クタクタに疲れてしまったので、本を読んでいても、全く頭に
入って来ない。
興奮がさめていないということもあったと思う。

こういうときは、気分転換が一番。

そこで登場したのが、我PHSに入っていたスーパーパズルボブル。
単純だが、始めたらやめられないゲーム。

結局、新幹線どころか、家に帰り着くまでやってしまった。
3時間くらいになるだろうか。

おかげで、今までで、最高得点をはじき出すことができた。

まあ、たまには、こんなことがあってもいいだろうと思いながら
目を押さえる自分がいた。

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2008年2月15日 (金)

確定申告完了

昨日、確定申告を提出し終わった。

今年で個人事業主としては3回目だが、初めて前陣速攻で片付けた。

昨年はギリギリの3/15提出、一昨年も助っ人の税理士に助けられ
やはり締め切り前日に持ち込んだ。

「今年こそは」と意気込んだ訳ではない。
はやく還付金があるのかないのか知りたいと思っただけだ。
これ全部が、私のお小遣いになるからだ。

結果は、全額還付にまでは到らなかった。

今年は、本格的に節税対策を打っていかないと還付ゼロ
つまりお小遣いゼロになってしまう。

青色申告を行っているが、毎日の記帳が必要だとか
やっかいなので、そろそろ税理士に頼もうかと考えていた。

しかし、処理の自由度は自分でやった方が絶対的だ。

今年1年は、もう少しがんばってみよう。
税務はまったく興味がないので勉強したくはないが、
これもお小遣いのためだ。

「苦あれば楽あり」ということか。

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2008年2月14日 (木)

アース(Earth)

昨日、MOVIXで「アース(Earth)」を見て来た。

画面がワイドではなかったため、若干迫力不足ではあった。
しかし、自然の動植物の営みが、様々なカメラアングルから
捉えられていた。

神がいたらこのような角度から我々を見ているのでは
ないかと錯覚するような素晴らしい映像であった。

べルリン・フィルハーモニー管弦楽団のフルオーケストラに
乗せ、渡辺謙の渋いナレーションで物語が進んで行く。

内容は、地球上の生命の神秘に迫るドキュメンタリー映画である。
氷の地から熱帯の森、深海で営まれる動物たちの命のドラマが
繰り広げられる。

ホッキョクグマ、象、ザトウクジラの各親子の生きるための戦いが、
それぞれ北極、熱帯、深海をバックに静かに迫って来る。

さまざまな生命が息づく地球の姿に、改めて地球をとりまく環境
について考えさせられる一面もあった。

ドイツとイギリスの共同製作とのこと。
真面目に、正面から「命」を捉えた作品だと思った。

地球そのものが掛け替えのない生命体。
そう感じざるを得なかった。

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2008年2月13日 (水)

銀しゃり(塩)がうまい!

銀しゃり(塩)がうまい!

コンビニエンスで売っているおにぎりで何が一番うまいかと
聞かれたら、こう答えるに違いない。

このおにぎり、実にシンプルそのもの。

板昆布と一緒に炊き上げた銀しゃりを握っているだけ。
味付けは塩のみ。
海苔が直まきにしてある。

前は「赤穂の天然塩使用」と書いてあったが、いつの間にか消えた。
しかし、うまさは変わらない。

1個100円もうれしい。
いつも図書館へ行くときに途中で3個買っていく。
一遍に食べず、疲れたときに気分転換も兼ねて1個ずつ
時間差で食べていく。
眠気防止にもなる。

このおにぎり、セブンイレブンで売っている。
シンプルイズベストの代表のような商品だ。

一度お試しあれ。

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2008年2月12日 (火)

中央図書館

昨日、初めてさいたま市の中央図書館へ行って来た。

昨年の11月に浦和駅東口のコムナーレ8階に開設されたピカピカの図書館だ。

8階ワンフロアーにすべてが展開されており、広々していた。
しかし、逆に少し落ち着かない感じもした。

パソコンコーナーもフロアーの一角に位置されており完全に解放型だ。
長時間パソコンと向き合う者には、少々違和感がある。
子供の声や給水機の操作音がまる聞こえとなっていた。

しかし、いい点もあった。

5階がレストランとなっているため、食事にこと欠かない。
博多ラーメンがうまかった。

地下が大丸の食品スーパーとなっているため、おやつが買える。
チョコ入りフランスパンが気に入った。

6階が映画館となっており、おもわず誘惑に負けそうになる。
ファッション関係の店も軒を並べている。
さすがはパルコが運営しているだけのことはある。

こう書くと、どうやら仕事には向いていないようだ。
まさにコムナーレという名のとおり「市民の」憩いの場だ。

やはり仕事をするには桜図書館が向いている。
これから準備をして出掛けることにしよう。

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2008年2月11日 (月)

トレーニングは心の癒し

昨日からH倶楽部で本格的にトレーニングを再開した。

本格的にと言ってもベーシックコースからやり直し。
大筋群と有酸素運動の基本的な組合せからだ。

2年間の間に、すっかり元に戻ってしまった。
インボディという最新測定器で体脂肪等を測ったのだが
惨憺たる有様。
トータルの点数が80点満点で71点とのことだった。
決していい点数ではない。
まあ、これからが楽しみではあるが。

トレーニングの最後に、今日はインストラクターのヘッドの
Tさんにストレッチをしてもらった。

お互いにこの2年間の出来事をいろいろ話しながらストレッチ
を受けたのだが、途中でそのTさんがこう言った。
「Iさんが戻って来てくれたのは、私の中でとても大きいんです。」

Iさんとは私のこと。
独立したため一旦法人会員の資格を失ったのだが、このたび
個人会員で再び復帰したことを指している。

「へえ、そうなの。」
「はい、それってたいへんなことですよね。
独立され経験や実績を蓄積されたうえで、戻ってこられた訳ですから。」
「来たくて仕方がなかったけれど、がまんしていたんだよ。
おかげですっかり元に戻ってしまったけれどね。」
「Iさんなら大丈夫。スタッフ全員でサポートしますよ。」

うれしいではないか。
スタッフの皆さんが「お帰りなさい。」と言ってくれた気持ちの原点
は何かを得て戻って来てくれたという点にあったのだ。

今日もスタッフの皆さんの笑顔がステキだった。
お互いに癒され合っているのだなあと実感した1日であった。

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2008年2月10日 (日)

「なぜ」の心

「なぜ地図は北を上にして書かれているの」
「なぜ昆虫は足が6本あるの」
「なぜ空気は透明なの」

子供に聞かれたら答えられるだろうか。

「なぜ」を限りなく発し、子供の心のまま成長した方がいる。

昨日の「ようこそ先輩」に出演された池内了(さとる)氏だ。

宇宙物理学者で泡宇宙論を唱え世界をあっと驚かせた。
宇宙は泡構造になっており、銀河はその泡のうえに乗っかって
いるという。
何ともユニークだ。

その彼がテレビの中で言っていた。
「なぜと思ったことを、自分で考えること」

今は情報が溢れている。
何か分からないことがあれば、すぐに調べて知ることができる。
しかし、それは「知ったつもり」になっているだけかもしれない。

ことの真理は、実はさらに深いところに眠っている。

そう思わせる一言だった。

時間の流れを自らコントロールする。
ぜひ「なぜ」を問い掛ける心の余裕を持ちたいと思った。

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2008年2月 9日 (土)

25人からのラブレター

今日、25人の若者から、心のこもったラブレターをもらった。

N社での4日間の研修を終えたその直後の出来事だった。

私からの研修最後のメッセージが終わった瞬間、クラス委員のH君が立ち上がった。
「4日間お世話になった先生に、私たちからお渡ししたいものがあります。」

美人のOさんが前に進み出て来た。
手に色紙が見えた。
「先生、どうぞお受け取り下さい。」

その色紙を見た瞬間、声が出なくなった。

いつ撮られたか分からない私の写真を中心に受講生全員の全体写真を添え
熱いメッセージが紙面いっぱいに記載されていた。

「クールヘッドにウォームハート」

ロジカル思考を求める研修であったにも関わらず、私が要求した内容だ。

「出した結論に心を込めろ。」
「行動が伴わなければ意味がない。」
「戦略とは、捨てることを覚悟することだ。」
「スイッチを押せ。」
「先手を取れ。」
「発散と収束を繰りかえせ。」
「頭だけではダメだ。体を鍛えろ、魂を宿らせるために」

よくこれだけ言ったものだ。
でも、伝えたかった。
ビジネスの現場で結果を出していくためには、これらが欠かせないものであることを。

きつい研修だったと思うけれど、皆よくついて来てくれた。
さすがは、N社の社員だ。

いつかまた、皆と再会できる日が来るかもしれない。
その日のために、取っておこう。
私からのひとりひとりへのメッセージを。

素晴らしい時間をお互いに過ごせ、本当によかった。
皆の将来に幸多かれと祈るのみである。

最後に担任だった人事部のKさん、本当にお疲れ様でした。
あなたの受講生に対する愛情にも感動しました。
やはり人間最後は、真心ですよね。
元某社の人事部にいた私としても、心強いものを感じました。

頂いた色紙は、私をこれから支えてくれるだろう。
宝物として大事にして行きたい。

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2008年2月 7日 (木)

フレンチシェフ岸田周三

昨日、NHKの「プロフェッショナル」でフレンチシェフ岸田周三を見た。

わずか33歳で、ミシュランの3つ星シェフに輝いたという。

それも凄いことだと思うが、それ以上に感銘したのは、彼自身の生き方だった。

飛び込んで行く勇気。
自分を信じる心の強さ。
妥協を許さない探究心。

そして最も目を惹かれたのが、彼が休みの日に北海道へ行ったシーンだった。
「料理=命を食す」

我々は食材という名のもと、すべての生きとし生けるものの命を食している。
彼は、それを忘れてはいなかった。
北海道へ行ったのは、鹿狩りのハンターに同行するためだったのだ。

目の前で撃たれて倒れる鹿。
倒れた鹿を見つめる岸田の顔。
食い入るように見つめる岸田の顔が印象的だった。

生命への畏敬

彼の料理は、フレンチの伝統であるソースには頼らない。
むしろ、素材の持ち味を引き出すことに命をかけている。
それは、彼が命の尊さを尊重しているからではないだろうか。

今後も、彼の成長を見守って行きたい。

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2008年2月 5日 (火)

マイ・ヨーダ健在

今日、仕事の合間を縫って、マイ・ヨーダに会いに行って来た。

マイ・ヨーダとは、私の「人生の師匠」に当たる方。
スターウォーズに出てくるルークスカイウォーカーの師匠である
ヨーダにとても雰囲気が似ているので、私が命名させて頂いた。

最後にお会いしたのが、もう何年前のことだろうか。
20年位経っているかもしれない。
でも、その時間の経過を全く感じさせない再会だった。

マイ・ヨーダことF先生と初めてお会いしたのは、今からちょうど30年前だった。
私が前職の会社に入社し赴任したその日に運命的な出会いをした。
実は、仲人にもなって頂いた。
私の人生とは、切っても切り離せない方なのだ。
前職は、F先生との出会いのために神様が用意してくれた。
今では、そう信じている。

離れていても、F先生のことを忘れたことはない。
落ち込んだとき、瞼を閉じればF先生が現れ励ましてくれた。
迷ったとき、どうしようかと途方にくれたときも、瞼のF先生が私の背中を押してくれた。
「考えたとおりにやればいいんだよ」と。

今日は奥様にもお会い出来た。
昔と全然変わらない自然体の応対。
昨日お別れしたのではないかと錯覚するような再会だった。

2時間半ほどお邪魔し失礼した。
「今日は会えて本当に嬉しかったよ。遠路来てくれてありがとう。」

F先生が別れ際にかけてくれた言葉が身にしみた。
「もっと早くお伺いしたかったのですが出来ませんでした。」

奥様曰く
「会うに時ありね。」

そのお言葉で一気に20年が縮まった思いがした。

F先生は現在少し体がご不自由だ。
今度は、気軽にF先生に会いに来よう。
そう思いながら、ご自宅をあとにした。

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2008年2月 4日 (月)

日本野球は宝の山

アメリカのビジネスに対する貪欲さを昨日垣間見た。

昨日のNHKスペシャルでの出来事である。

「大リーグ経営革命の秘密」と副題をつけ、レッドソックスの
ヘンリーオーナー、エプスタインゼネラルマネジャー、ルキーノ社長
の動きを追っていた。

レッドソックスといえば、松坂、岡島を有し、昨シーズンに
ワールドシリーズを制した強豪チームである。

選手を評価する新指標を膨大なデータベースの記録の中から
見つけ出し、それを使って有望な新人選手を獲得するということであった。
岡島投手も、その新指標で発掘した選手だそうだ。

これは、投資の手法と同じだ。
将来金のなる木を新たに開発した指標で見つけ出し、
安く買って、収益を得る。

日本ではプロ野球と言いながら、実態は親会社のPRの域を
脱していない場合が多い。

それと比べると、大リーグは野球をビジネスと割り切っている。

これはこれでサバサバしていていいのだが、選手を投資の対象と
してみる見方は、どうも私は馴染めない。
収益第一つまりすべてを金で計っている考え方だからだ。

日本選手は宝の山だそうだ。
うかうかしていると年俸が日本より平均で9倍稼げる大リーグに
いい選手は全部持っていかれる可能性もある。

野球人にとってそして我々にとっても、何が大事か、再度考える
いいチャンスかもしれない。

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2008年2月 3日 (日)

ベーシックホルダー

ベーシックホルダーというポーチをご存知だろうか。

アーバンツールというメーカーが製造販売しているホルスター型のポーチだ。
よくFBI捜査官等が肩からかけているガンホルスターをイメージして
もらえれば分かると思う。

ホルスター型ポーチを探し始めたきっかけは、ウイルコムの
Advanced/ W-ZERO3[es]を収めることのできるケースが欲しかったから。
少し大きめのPHSなので、腰に収まらないのだ。

原宿の石井スポーツに商品があるというので、さっそく出かけ
試着してみた。

ところが残念。
コンパクトに出来過ぎており、W-ZERO3[es]の出し入れには
向かないことが分かった。

結局、今回もW-ZERO3[es]への買い替えは見送りとなった。

しかし、このアーバンツールというメーカー、なかなかおもしろい
製品を出している。
伸縮性のある生地で、各種ポーチを作っている。
軽いうえに体にフィットするので、ランニングや自転車に乗る方には
使い勝手がいいと思う。

結果はうまくいかなかったけれど、楽しいひとときを過ごした。

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2008年2月 2日 (土)

ピザ堪能

昨日、仕事の打合せで渋谷へ行った。

帰りにホルスター型バッグを求めて原宿まで歩いていった。

原宿は、元勤めていた会社があったところ。
表参道は、よく昼食を食べるために出歩いた。

15年ぶり位にゆっくり歩いた。
町並みがすっかり変わってしまっていた。
表参道ヒルズにt's harajukuと、以前の廃墟同然(失礼)の建物
に変わり、見違えるようなビルに変身していた。

その中で、よく行った回転すし屋がなくなりサンドイッチ屋が見当たらず
焼肉屋がファッションの店に変わっていた。

でもその変化の中、健在だったのである、シューキーズが。

シェーキーズは元の会社が関係していたのでよく知っている。
昼も当時、ときどき食べに行った。

懐かしさと「食べ放題」に引き込まれて思わず入ってしまった。
これが運のつき

何回お皿を持ってピザを取りに行っただろう。
数えておけばよかった。
そのあと、このたび加入したフィットネスのH倶楽部へ行く予定にしていたのだ。
すっかり忘れてしまっていた。

重くなった体でH倶楽部へ到着。
体重を計ってビックリ。
1キロ増えていた。

これからは、ほどほどにしておこう。

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2008年2月 1日 (金)

城達也を見つけた!

城達也を見つけた。

どこで見つけたかって?

上野行き「ワイドビューしなの」の中で見つけた。

城達也氏とは、かの有名な「ジェットストリーム」のナレーターだった方だ。

日本航空がラジオの電波で送り出したイージーリスニングの初代ナレーター。
その美声は「プラチナの低音」と言われ、今でもナレーション入りのCDが
売れていると言う。
もちろん私も持っている。

その声に出会ったのだ。

その声が聞こえてきたのは、長野を出てすぐだった。

「皆様、ご乗車をありがとうございます。今日、ご案内致しますのは
  私、長野電車区の松林・・・。」

そう、車掌さんだった。

驚いた。非常に驚いた。一瞬耳を疑った。まさか・・・。

本当に城達也にそっくりだったのだ。
歯切れのいい低音。やさしく語りかける口調。そのゆったりとした話し方。
これは、どんな方が確認しなければと思った。

でも、この日に限って検札に来ない。
おかしい。

待つこと20分。
やっとやって来た。

「松林さんですか。」
「そうです。」
「アナウンスをお伺いしました。」
「何かお尋ねですか。」
「いいえ。」
「・・・」
「素晴らしいお声ですね。思わず聞き惚れました。」
「あ、ありがとうございます。」
「今までに何方かに誉めれたことはありませんか。」
「ありません。」
「そうですか。しかし、素晴らしい。」

細身の30歳後半の方だった。
いきなり話し掛けたので、最初びっくりされていたが、
もじもじしながら、嬉しそうな表情に変わっていった。

私がその業界の人間だったら、スカウトしただろう。
それ位、感動した。

長野電車区の松林車掌さん。
この名を覚えておいて欲しい。

また、いつか、松林さんの声と出会いたいものである。
満天のワイドビューしなので。

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