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2008年3月23日 (日)

いのちのいろえんぴつ

「ここには12色のいろがある
目立たない色もあるけれど
みんな
がんばっている
ひとつ ひとつ」

昨日、テレビ朝日で放映された「いのちのいろえんぴつ」で
紹介された詩だ。

書いたのは、脳腫瘍のため、わずか11歳でこの世を去った
豊島加純(とよしま かすみ)さん。

ドラマは実話を基にした内容ではあったが、その「いのち」に
対する深い想いは、ひしひしと伝わって来た。

北海道厚岸町の大自然を背景に、そこで展開される生命の営み

加純さんの健気な姿だけでなく、牧場での出来事、クラスメイトの
心の動き、それらすべてが、生きていることへの証のように思えた。

幸か不幸か、私にはまだ、無念な死に対する経験がない。
その現実にさらされたとき、どのように行動できるが全く分からない
というのが正直なところだ。

その出来事が自分に起こっても、身近に起こってもだ。
しかし、これは言える。

だから「今の一瞬を懸命に生きる」

いのちの時間を感じた1時間11分だった。

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