将の器 参謀の器
童門冬二氏の著作を初めて読んだ。
「将の器 参謀の器」である。
とても読み易くて、おもしろかった。
歴史上の人物を捉えて、そのエピソードを追いながら
リーダーの心得、ブレインの心得を説いていくというストーリーだった。
将で取り上げられていたのが、徳川家康、武田信玄、加藤清正たちだった。
一方、参謀では、豊臣秀吉、安藤直次が代表例として紹介されていた。
それぞれの内容については省略するが、現在のリーダーに置き換えると
このような要件が必要になる等、リーダーシップ論の解説が入ったり、
また経営に必要な原則論になったり、マネジメントの読本としても
楽しめる内容となっていた。
問題は、これらをどう自分の行動に取り入れていくかだ。
これが抜けてしまっては、読んだ価値がない。
少しずつでも、実践して行きたい。
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