風神ライカ
今朝、朝日新聞を見ていたら、「風神ライカはメーンの6回戦でナタリー・ブラウン(米)に2-0で判定勝ち」という記事が目に飛び込んで来た。
「ライカ・・・どこかで聞いたぞ。」
「そうだ、いつかテレビで見た女性ボクサーだ。」
「ついに桧舞台に上がり始めたか。」
昨日、日本ボクシングコミッション(JBC)公認で初となる女子プロボクシングの試合が後楽園ホールで行われた。
そのメーンイベントのスーパーライト級6回戦の試合で、アマチュア世界選手権銀メダリストでプロ無敗のナタリー・ブラウンとの試合を競り勝ったのだ。
当時テレビで見たライカ(公認プロテスト前はこれがリングネーム)は、まさにハングリーそのものだった。
その練習風景は、男性と全く変わらず、言われなければ女性とは気が付かないだろう。
激しいスパークリングに汗ダクダクのなわ跳びとランニング。
何がここまで彼女を駆り立てるのか。
2002年に自伝「私は居場所を見つけたい」を発刊しているので、それを読めば
何か分かるかもしれない。
テレビでは漫画「はじめの一歩」を読んでボクサーに憧れたと言っていた。
しかし、そんなものではない気がする。
彼女の生い立ちは詳しくないが、今どき珍しい「狼」の臭いを感じさせる雰囲気を
持っている。
だから記憶に残っていた。
自分の目指した道を極めて欲しい。
いつかボコボコにされる日が来るかもしれないが、彼女ならそれを恐れないだろう。
密かに応援して行きたいと思う。
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