志高き若者達
昨日、早稲田大隈講堂で開催された「第1回社会起業家支援サミット2008」
に参加して来た。
全部で10団体の代表者が、15分の持ち時間で、自分達の活動内容、
支援依頼を述べられた。
私は仕事の関係で前半5団体の方のお話ししかお伺い
出来なかったが、それでも彼らの志の高さを充分理解する
ことができた。
印象を一言でいうとこうなる。
「冷静に、燃える。」
それぞれ、自分達の選んだ社会問題に対し、
一生を掛けて取り組んで行くんだという思いが
ひしひしと伝わって来た。
中には、こんなことが、まだ行われているのかという
闇に隠された社会問題に取り組んでいる方々もいた。
児童買春、強制労働や人身売買。
若者達が背負うには、余りにも大きな課題である。
それも、国境を越えて行われている実態がある。
またそれ以外にも、日本の農業や酪農のあり方を
変えて行こうとする若者もいた。
皆に共通していたのは、肩に力が入っていないこと。
かなり重たい課題を背負っているのに、自然体なのだ。
これは、「頭」で受け止めているのでなく、「心」で受け止めて
いるからだろうと思った。
お話しをお伺いしていて、自分自身の社会問題に対する
意識の持ち方を、再度考え直す必要性を感じた。
まずは、身近な問題から実際に取り組んでいくべきなのだろうと。
そしてまた、彼らを何らかの形で支援していくべきだと。
私の心にも、小さな火が灯った。
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コメント
こんにちは。第1回社会起業家支援サミット2008を主催した、社会起業家支援委員会(CCC)学生スタッフの井内です。
昨日は当サミットにお越し頂き、誠にありがとうございました。
井上様に社会起業家の方のメッセージを届ける場を設けられたこと、大変嬉しく思います。
国が目指している『小さな政府』によって、これから様々な社会問題が世の中にこぼれ落ちていくことが予想されます。
これから社会で果たす役割が大きくなっていくであろう社会起業家の方々を井上様と共に支援していけたらなと考えております。
私たちが日本を変えていきましょう。
投稿: 社会起業家支援委員会(CCC)学生スタッフ 井内 | 2008年7月31日 (木) 08時34分