筋肉は最高のビジネススキル
昨日、トレーニングをしてから広島まで来た。
現在、広背筋に快い筋肉痛を感じながら
パソコンに向かっている。
少し前に、山本ケイイチ氏の著作である
「仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか」を読んだ。
筋トレは、つらい。
セルフコントロールがしっかりできないと、そのつらさに
耐えられず、手を抜く、そして止めてしまう。
つらさを冷静に受け止め、克服していく様は、
まさにビジネスの現場と同じという捉え方だ。
山本氏は、第一級のパーソナルフィットネストレーナーだ。
その運動理論と、クライエントであるVIPから得た教えを
基にたいへん説得力のある考えを展開している。
ひとつ、たいへん印象に残っていることばがある。
「仕事のできる人は、マシンをとても静かに扱う。
音がしないのだ。」
まさに、そのとおりだと思う。
自分の体験からいくと、マシンを静かに扱う裏には、
いくつかの理由がある。
① スローで扱うと、負荷が格段に増える。
② 呼吸を意識する余裕が生まれ、精神を統一する
ことができる。
③ 音を立てて、周りの方に迷惑をかけない。
負荷をかけるほど集中しなければならず、
その間は、すべてを忘れることができる。
まさに無我の境地だ。
私の場合、仕事の間隙を縫ってトレーニングを
しているため、仕事前にジムに行くことがある。
でも、そのときにも、手は抜かない。
いつもどおりのメニューを、淡々と行う。
後につらい筋肉痛が来ることは分かっているが、
先のことは考えない。
そのときのベストを尽くすのだ。
あとは、気力で切り抜ける。
今日も、そのパターンだ。
完全燃焼で、情熱を、静かに熱くぶつけたい。
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