はじめてのゴスペル
昨日、生まれて初めて、ゴスペルを歌った。
それも、J&Oと共に。
J&Oとは、サーカスの一員である原順子(じゅんこ)さんと
叶央介(おうすけ)さんがご夫婦として03年に結成した
デュオユニットである。
素晴らしかった。
最後に、会場に来た300名が一体となって
大きな声でハモッたときには、体に震えが来た。
この催しは、さいたま市文化振興事業団が主催したものだ。
ゴスペル講座として、J&Oのお二人にレッスンを受けながら
心の歌を歌い上げるという内容である。
「ゴスペルとは宗教音楽でゴットやロードという宗教ならでは
のことばが出て来ますが、それを自分にとって一番大切な
ものと心の中で置き換えて歌いましょう。」
「歌は、ハーモニーは、会話と同じだと思います。
自分の想いを込めて、思いっきり歌ってください。」
「楽譜が読めなくても、英語が出来なくても大丈夫です。
音から入ってください。」
歌った歌は、Make us one
僅か8小節の歌だが、ゴスペルならではのエッセンスが
詰まった歌だ。
途中で3つのパートに分かれ、ハモることができる。
今日は3つとも習ったうえで、合わせるときには、
好きなパートを歌った。
今回は幸いなことに、一番前の席に座れた。
前に遮るものがないので、思いっきり声を出すことが出来た。
「いい声をされていますね。
前から、よく歌われているのですか。」
休憩時間に、隣に座った老婦人から掛けてもらった
ことばである。
「いいえ、思いっきり歌ったのは、10数年ぶりかもしれません。」
やはり歌は素晴らしい。
特にゴスペルは、自分に合っているかもしれない。
またチャンスを見つけて歌いたいものである。
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