トレーニングは禅と見つけたり
最近少し涼しくなって来たためか、体のコンディションが
絶好調だ。
トレーニングを再開して8ヶ月。
最近、なぜ体調がいいか気づいたことがある。
気候の影響もあるが、それだけではない。
セルフコントロールができるようになって来たのだ。
以前は、腕を痛めたり首を痛めたりして、よく
整形外科のお世話になっていた。
自分で自分の調子を把握することができなかったため、
自然と無理を強いていたのだ。
しかし最近は、ウォーミングアップ中に、体の隅々まで
体調をリサーチすることができるようになって来た。
トレーニング中も、随時種目を変更したり、ウエイトを
調整したり、インターバルを長めに取る等対応している。
では、なぜセルフコントロールができるようになって
来たのか。
それは、自分と「対話」できるようになって来たからだ。
トレーニングを通し、その能力が培われたように思う。
特に、フリーウエイトの貢献が大きい。
「無我の境地」に入ることができるのである。
呼吸を整え、精神を統一し、力を込めるとき、
いつも、もうひとりの自分と向き合っている。
何も考えない。
ただ、自分の内からささやいて来る声だけに
耳を傾けている。
そう、トレーニングは、私にとって、単に体を鍛える
ためだけのものではないのだ。
自分の内なる声を聞き、自分と対話し、自分の心を
鍛えたり癒したりする貴重な時間なのだ。
この時間は、肉体的には辛いけれど、同時に
至福の時間なのだ。
これからも、心静かに通いたいと思う。
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