浅田真央の実力
フィギュアスケートの全日本選手権で、浅田真央選手が
優勝した。
余りスポーツ番組は見ない方なのだが、今日はリラックス
も兼ね、愛犬のななの遊び相手になりながら観戦した。
こちらは気楽な見物だが、本人達はさぞたいへんだったろう。
特に浅田選手の場合は、周囲の大きな期待と昨日ジャンプを
失敗し2位発進だったこともあり、かなりプレッシャーがかかって
いたと思う。
しかし、滑りは見事だった。
あの若さであの落ち着きは、どこから来るのだろう。
自らヘの自信もあるだろうが、やはり「集中力」の
なせる技ではないかと思いながら見ていた。
他の選手もそうだが、ここ一番のときに他を忘れ、
集中できる力、これは出来そうでなかなか出来る
ものではない。
スポーツ心理学で「ゾーンに入る」という領域だろう。
しかし、我々もトレーニングして集中力をつける
ことは可能だ。
心理学者であるダニエル・ゴールドマン博士が
こう言っている。
「人間は集中する習慣を身に付けることにより
心の集中力という筋肉を発達させることができる。」
そして、目の前の仕事に没頭すれば、集中力も
筋肉と同じように増進していくとしている。
すぐに雑念が生じる私にとっては、並大抵のこと
ではないが、筋肉と聞けばチャレンジせざるを得ない。
「集中力」
浅田選手のにこやかなインタビュー姿を見ながら
その使い分けに再度感嘆した。
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