悔しさを情熱に
「こんな日本人が、ロシアで頑張っているんだ!」
思わず、一人でつぶやいてしまった。
その名は、岩田 守弘(いわた もりひろ) 38歳
ボリショイバレエの第一ソリストだ。
ソリストといえば、プリンシパルに次ぐ次席の位置づけ。
外国人ダンサーを受け入れて来なかったボリショイバレエ
としては、異例中の異例とのこと。
その上凄いのは、ダンサーの定年と言われている
38歳にして、全く衰えを見せないその力強い踊りだ。
しかし、その受け答えは、たいへん謙虚。
その座右の銘がこれだ。
「のぼせあがるな。」
{舞台には、すべてが出る。」
「人間は悪いときに成長している。いいときは心が遊んでしまう。」
言葉の裏に、立ち向かっていく不屈の心と
自分を戒める厳しさを感じた。
これはそのまま、研修講師にも当てはまる。
会場では、自分がそのままさらけ出される。
それも場合によっては、3日間も連続して。
いかに人間力を高めることが必要かだ。
特に気づきを得ることを目的の研修では。
私も、受講者の方々から、教えられることばかりだ。
おごることなく、その場を共有し、切磋琢磨する場として
お互いに活かすことを目指して行きたい。
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