地球が静止する日
久しぶりに映画を鑑賞して来た。
「地球が静止する日」
SF映画のつもりで見に行ったのだが、
内容は、ある意味シリアスだった。
キアヌ・リーヴス扮するクラトゥ曰く
「地球を救いに来た。」
「でも、人類を救いに来た訳ではない。」
意味深なことばだ。
地球外からやって来た球体が、地球上の
あらゆる生物のつがいをその中に取り込んで
いる姿を見て、人は気づいた。
「これはノアの方舟だ。」
環境破壊が続く現在の地球。
これは、映画上のことだけではすまされない
かもしれない。
本当に宇宙からの使者が来た場合、どう対応するのか。
そう考えなくていいように、自らの中に使者を宿らせる。
これしか、ないだろう。
巨匠、ロバート・ワイズ監督が1951年に発表した作品を
ベースとしているとのこと。
50年前の警告が、今活かされようとしている。
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