葵のシャンデリア
「ん、あのシャンデリア、どこかで見たような・・・。
そうだ、水戸黄門の印籠だ!」
部屋の天井を飾る何台ものシャンデリア。
前から何かを感じていたが、少し落ち着いて来てから
よく観察すると、その一片一片のガラスに葵の葉が
刻み込まれていたのだ。
これは、静岡市で行った研修会場でのひとコマ。
「なぜ、葵が刻み込まれているのですか。」
「それは、ここに駿府城があるからだと思います。」
「駿府城には、誰が住んでいたのですか。」
「徳川家康が、隠居後住んでいました。」
「なるほど、それで葵の模様ですか。」
また、受講者の方に教わった。
休憩時間に、よく皆さんに質問し、その土地の
ことをいろいろ教えて頂く。
これも、楽しみのひとつだ。
皆、喜んで教えてくれる。
そう言えば、三重県での会場のシャンデリアは、
あこや貝をイメージしていた。
もっとも、薄いピンク色をしていたので、
研修会場としては、少しリラックスし過ぎていた
感じもしたが。
少し注意してみれば、そこかしこにその土地柄
ゆえのモノを発見することができる。
こらからもいろいろなものを発見し、学んで行きたい。
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