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2008年12月23日 (火)

葵のシャンデリア

「ん、あのシャンデリア、どこかで見たような・・・。
そうだ、水戸黄門の印籠だ!」

部屋の天井を飾る何台ものシャンデリア。

前から何かを感じていたが、少し落ち着いて来てから
よく観察すると、その一片一片のガラスに葵の葉が
刻み込まれていたのだ。

これは、静岡市で行った研修会場でのひとコマ。

「なぜ、葵が刻み込まれているのですか。」
「それは、ここに駿府城があるからだと思います。」
「駿府城には、誰が住んでいたのですか。」
「徳川家康が、隠居後住んでいました。」
「なるほど、それで葵の模様ですか。」

また、受講者の方に教わった。
休憩時間に、よく皆さんに質問し、その土地の
ことをいろいろ教えて頂く。
これも、楽しみのひとつだ。
皆、喜んで教えてくれる。

そう言えば、三重県での会場のシャンデリアは、
あこや貝をイメージしていた。

もっとも、薄いピンク色をしていたので、
研修会場としては、少しリラックスし過ぎていた
感じもしたが。

少し注意してみれば、そこかしこにその土地柄
ゆえのモノを発見することができる。

こらからもいろいろなものを発見し、学んで行きたい。

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