トラキアの黄金
先日、1/29(木)から始まった大丸ミュージアム東京の
「よみがえる黄金文明展~ブルガリアに眠る古代トラ
キアの秘宝~」へ行って来た。
文明発祥の地と言われるエジプト王朝よりはるか昔
今から約6000年以上前のヨーロッパ南東部バルカン
半島に、黄金文明が存在したと言う。
それが、古代トラキア文明という謎に満ちた文明だ。
すでに黄金がふんだんに使われ、豪華絢爛な有様
だったらしい。
展示してあった出土品は、紀元前5世紀後半のもの
だったが、「トラキア王の黄金マスク」がひときわ異彩
を放っていた。
トラキア人は、トロイの木馬で有名なトロイ戦争にも
ギリシャ側で参戦したとのことで、騎馬戦闘を得意と
する勇猛果敢な民族であったらしい。
ワインもよく飲んだらしく、杯も多数展示されていた。
現在も調査発掘中とのことであったが、トラキア人が
どのような生活をしていたか、想像するだけでも
ワクワクする。
緑の大地を馬で駆け抜ける黄金で着飾った戦士。
夜の宴は、ワインで酒盛りだ。
まあ、一部の富裕層だけだったと思うが。
たまには、いろいろ思いを巡らし、ロマンを感じるのも
気分転換になるというものだ。
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