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2009年2月 7日 (土)

開発者からのラブレター

昨日、某社で60名を対象に講師養成の
研修を行った。

研修の中味は、
「新人に行動規範の深い理解を促す」
「100人の新人を相手にする講師を養成する」
という内容だった。

私にとってはかなりの難題で、そのため
ここ1週間、苦しみ、知恵を絞り、練習し、
鍛錬に励んで来た。

結果は、拍手を頂き無事終了したが、
自分としては、まだまだ工夫の余地が
あるなという反省しきりの出来だった。

次はあそこの伝え方をこう直そうと
つぶやきつつ後ろの控えコーナーに
戻ったとき、プログラム開発者のYさん
(女性)から声を掛けられた。

「先生、これ。」
「何これ、ラブレター?」
「そう、ラブレター。」(笑)

渡されたのは、封書入りの小さな
メッセージカード。
日頃、余り感情を顔に表さないYさん
が笑っている。

「じゃあ、後でゆっくり読むね。」
「お願いします。」

そこには、感謝と感激の言葉が書いてあった。

思えば、今回のプログラムは、彼女が
先方の厳しい要請を受けながら、
心血を注ぎ込んで作成したものだ。

年末年始も全て投入し、先週ついにダウン
したという経緯もあった。

「また、ぜひご一緒に仕事をさせて下さい。」
この一文が嬉しかった。

「仕事とは、自他共に分かち合う喜びである。」

こんな言葉が頭に浮かんで来た。

これからも、たくさんの方々と喜びを共有したい。
そんな思いを改めて抱き直した。

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