ちびっこからの贈り物
昨日、私の住んでいるマンションで「桜見の会」が開かれた。
マンションの隣を流れている川沿いの桜が見事なのだ。
それをマンション内の庭から眺めるのである。
しかし、今年はまだ開花せず、盛り上がりがもうひとつ
だった。
その中で、ひとついい事があった。
私が出掛けるついでにゴミを出そうと収集所へ向かって
いるとき、後ろから声が掛った。
「すいません。」
「うん?」
「これ差し上げます。」
振り向くと、小学校低学年の男の子が、手を差し伸べて
いるではないか。
「ありがとう。」
返事をして渡されたものを見ると、「スーパーツナ」の
つまみと「いちごミルク」のアメだった。
後ろを見ると、別に親らしき姿は見られない。
自分の判断で追っかけて来たということか。
花見の会のお手伝いをしながら、住民の姿を見かけた
ので、誘いに来たのかもしれない。
または、幸せのお裾分けか。
何れにしても、心温まる心遣いに自然と顔がほころんだ。
我マンションは、普段でも子どもたちがきちんと挨拶をする。
エレベータで会っても、自転車置き場で会ってもだ。
この前は、幼稚園児からも挨拶を受けた。
ちびっこたちのにこやかな挨拶は、最高の贈り物だ。
最高の笑顔をお返しをした。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント