« ムーミンの世界 | トップページ | 世界でただひとつの寄生虫の博物館 »

2009年5月 2日 (土)

山本"KID"徳郁という男

昨日の朝日新聞を見ていたら、自信満々の丸刈りの
青年の写真が目に飛び込んで来た。

その写真の見出しがこうだった。

「どんなにたいそうな仕事をしていたって、楽しいって思えなきゃ
ダメでしょ。」

その青年の名は、山本"KID"徳郁。
総合格闘家だ。

ミュンヘン五輪に出場したレスリング山本郁榮選手の長男だ。
美人姉妹の姉・美憂、妹・聖子を持ち、父を「格闘の神」と自負する。
だから自分を「KID(神の子)」と自称している。

テレビで見たこともあるが、最近には珍しい鼻っ柱の強い青年だ。

新聞の記事も奮っていた。

「負けるってことは、まだ強くなれる余地があるってこと。」
「よし、こいつらの3倍練習するぞって。」
「こんなに練習したら、どんだけ自分は強くなっちゃうんだ、
なんてワクワクしてきちゃって(笑)。」

「続けることに疑問を感じたり、ほかの仕事をしようと思った
ことは今まで一切ない。」
「好きなんです。理由はそれだけ。」

「好きなことがあるって、それだけで才能だと思う。」
「好きって気持ちがあれば、逆に壁だってなんだって
乗り越えられるでしょ。」

「出会い。人を変えるのは出会いですよ。」
「でも、巡り合いって外に出て行かないと生まれないよね。」

やはり、ひとつのことに打ち込んで来た者特有の強さ
を感じる。

しかし、粗野な印象も強い。

どこまで心身をバランスよく鍛え上げることができるかだろう。
でないと、単なる暴れん坊で終わってしまう。

だが、魅力的な青年であることには違いない。
自分の信じる道を、ひたすら歩んで欲しいと思う。

|

« ムーミンの世界 | トップページ | 世界でただひとつの寄生虫の博物館 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 山本"KID"徳郁という男:

« ムーミンの世界 | トップページ | 世界でただひとつの寄生虫の博物館 »