ムーミンの世界
昨日、ムーミン谷に行って来た。
大丸ミュージアムで日本・フィンランド修交90周年を記念して
タンペレ市美術館・ムーミン谷博物館所蔵の作品の数々が
披露されているが、それを見て来たのだ。
ムーミンには、今まであまり親しんではいなかったが、
一方で興味もあった。
ほのかで温かい雰囲気の元が知りたかったのだ。
主人公のムーミントロールに、いろいろな仲間がたくさん
いることを初めて知った。
パパ、ママやスナツキンは知っていたが、ニョロニョロは
知らなかった。
帯電した白い棒状の小さなお化けである。
無機質で他愛もない存在だが、何か印象的。
ムーミン一家の持つ雰囲気と対極にあるからかもしれない。
ムーミン一家が、いろいろ旅していたことも知らなかった。
さまざまが出来事が旅の途中で起こり、葛藤や困難の中
家族の絆が強くなっていく。
ただ、ほんわかしているだけではなかったのだ。
なるほど、これが世界中で愛されている理由かもしれない。
温かさ、知恵、ユーモア、冒険心これらが北欧の神秘さ
とマッチしながら独特の幻想の世界を作り上げている。
作者のトーベ・マリカ・ヤンソンは、14歳の時から雑誌の
挿絵としてムーミンを書き始めたとのこと。
自分の夢を描いていたのかもしれない。
また一味違った世界を堪能させてもらった。
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