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2009年5月17日 (日)

三社祭本祭一宮

今日、CDA勉強会の後、出張に出かける間隙塗って
再び浅草へ足を向けた。

三社祭本祭を一目見たいと思ったからだ。
今日が最終日のクライマックスに当たる。

夕方着いてまずは浅草中店でハッピの下に忍ばせるポシェット
財布を買おうと仲見世通りを急いだ。
昨日、つぐさんがしているのを見て、欲しくなったのだ。

そうしたら、そのつぐさんから電話が入った。

「今どこにいるんでか。」
「浅草だよ。」
「えっ、浅草に来ているんですか!」

ということで、19時間ぶりの再会となった。

つぐさんは一宮を担ぐためのハッピを着ていた。
このハッピがなかなか手に入らないとのこと。
特に今年の一宮の神輿は、二宮や三宮と格が違い担ぎ手の
羨望の的だそうだ。

目の前で、一宮をある町の担ぎ手から別の町の担ぎ手に
引き渡す場面を見た。
えらい声を上げてたいへんな盛り上がりようだった。
これが江戸の祭りか!というたいへんな迫力だった。

出張時間が迫って来たので、つぐさんの一宮を担ぐ勇姿を見る
ことは出来なかった。
これだけが今日の心残りだった。

今日も奥様やお母様に会うことが出来た。
嬉しかった。

出張先へ向う列車の中で、あつあつの木村屋の人形焼を
食べながら、つくづくと思った。
日本人に生まれてよかったと。

私のスーツの下で、胸にかけたポシェットが揺れていた。

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