世界でただひとつの寄生虫の博物館
世界でただひとつの寄生虫の博物館が目黒にある。
その名は「財団法人目黒寄生虫館」
次女がS大学理学部生体制御学科に在学していたとき、
娘を通して初めて知った博物館だ。
そのときは気持ち悪い所だと思ってたが、何となく
頭に残っていた。
ジムが広尾にあるため、昨日思い切って目黒に
寄ってみた。
「すごい所だな。」
「一口に寄生虫と言っても、いろいろいるな。」
「でも、やはり気持ち悪い。」
これが偽らざる印象だった。
印象に残った人体への寄生虫は以下の通りだ。
① バンクロフト糸状虫
② 回虫
③ 日本海裂頭条虫(さなだ虫)
さなだ虫は、8.8mもの体長を持っている。
腸に寄生するが自覚症状はほとんどないというから怖い。
マスから感染するそうだ。
最近、また寄生虫被害が増えて来ているともあった。
自然食品やペットがその原因らしい。
我が家も要注意だ。
しかし、たくさんの人が来ていた。
子供たち、老夫婦、家族、若いペアもいた。
やはり怖いもの見たさだろうか。
でも、目を背けることなく真実を知ることは、いい事である。
記念にさなだ虫の絵ハガキを買って来た。
隣にいた若い女性が「回虫を封じ込めたストラップありますか」
と聞いていたのには、再度驚いたが。
出口に寄付箱があったので、私には珍しく持っていた
小銭をすべて入れて来た。
何しろ、世界ででただひとつの寄生虫の博物館だ。
今後も貴重な資料の展示をお願いしたい。
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