久し振りのスタートレック
昨日から「スタートレック」の上映が始まった。
スタートレックは1960年代から続いているアメリカの人気テレビ
スペースアドベンチャー番組だが、これまで何回もリニューアルされ
映画化もされて来た。
小学生の時からのファンで、一度応募して初代USSエンタープライズ号の
プラモデルをもらったこともある。
久し振りに見たくなったので、時間を作り朝一番で出掛けた。
若きカーク青年の船長になるまでの破天荒な行動ぶりが新鮮だった。
テレビに出てくるカーク船長はまさに優等生。
でも、ここでのカーク青年はどちらかと言うと劣等生。
でも、勝負強さと度胸は、やはり天下一品だった。
おもしろい設定になっていたのが、バルカン星人のスポックだ。
父がバルカン星人、母が地球人というハーフの設定だった。
普通は冷静でクールだが、母を侮辱された時に感情むき出しにして
怒りをぶつけるスポックは、どこか悲しげで親近感が持てた。
アイデアにも驚いた。
赤色物質という、ブラックホールを作りだす物質が登場した。
スプーン一杯分を星のコアに送り込み反応させると、
一瞬にして星が飲み込まれるという怖い代物。
SFの醍醐味は、こういう奇抜なアイデアと出会えることだ。
「ムーンスペース」というSFで、ブラックホールの反対の
ホワイトホールという考え方と出会ったときも驚いた。
確かに逆もあり得る話だよなと。
この若きカーク船長とスポック副船長の成長を、続編として
見たいものである。
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