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2009年5月24日 (日)

最高の人生の見つけかた

昨日、ある方の「出版記念トークショー&サイン会」へ出向いた。
同じく昨日は、私の属しているある組織の年次総会があったのだが、
総会終了後、懇親会までの間を縫って駆け付けた。

ある方とは、ヤスケンさんこと、安憲二郎のこと。
茨城(いばらき)県出身の34歳の方だ。

出向くことになったきっかけは、マイミクのつぐさんの
mixi上での呼びかけに応えたかったのと、好奇心の塊である
私の本能がごそごそと動き始めた結果だ。
何せ、発売後5年経過してからの出版記念会は前代未聞だ。

内容は、とてもおもしろかった。
巧妙な語り口の中に、いろいろな気づきを与えることばが
散りばめられていた。

「私は、本心、ベスト、感謝を大事に思っています。」
「自分を認め、許して、感謝する、この考え方は如何でしょうか。」
「なってはいけないという前提を一度取り払うことです。」
「どんな状況になっても、変える方法は必ず1個ある。
それを信じて下さい。」
「納得できなくても、まずやってみる。」

進行役の団長も、おもしろいことを言っていた。

「ゴールに向かって歩くのは地引網を腰につけて歩いているのと同じ。
知らぬ間に網にいろいろなものが入っている。」

1時間半が、あっという間に過ぎ去った。

『自分を信じて行動すること』

これはまったく同感だ。
しかし、ヤスケンさんと私の間にある違いにも気づいた。
ヤスケンさんには迷いがない。
私には、迷いがある。
いや、正確には「迷い」を楽しんでいる自分を楽しんでいるのだが。

目指すものは決まっている。
しかし、一気に到達したのではおもしろくない。
思いっきり回り道をして、その過程で未知のものに出会いたい。

今までにも数々の門を開いて来た。
しかし、ひとつ門を開くと、その先にはまた広大な世界が広がっている。

いつしかこう思うようになった。
「門を開くことが目的ではなく、広大な世界を旅することが目的なのだ。」と

実は、こういう自分に絶対の自信を持っている。
以前はその自信を形にすることに拘っていたが、今は全然思っていない。
逆に脱力状態を目指している。

内省を深めた有意義な1時間半だった。

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