ジェントリーコート
4/3(日)にハアイアン・レストランで食事をした後、
長女の婚礼衣裳合わせに同行した。
私の目的は、私自身の衣裳合わせだ。
タキシードが着たくて、予め連絡して用意しておいてもらったのだ。
「お父様、普通はモーニングとなっていますが如何なさいますか。」
「タキシードでお願いします。」
「先方との釣り合いもあるかと思いますが。」
「タキシードでお願い致します。」
ということで、まずタキシードを試着した。
我ながらよく似合っていたが、ふと不安がよぎった。
「あの、会場の方と間違われないでしょうか。」
「それは大丈夫だと思います。」
一度、似たようなカッコをしていて、間違われたことが
あったのだ。
「お父さん、やっぱりモーニングの方がいいよ。」
「いや、タキシードだ。」
そのとき、案内の方がこう切り出した。
「お父様、モーニングの古い形が気に入っていらっしゃらない
のではないでしょうか。」
「モーニングを現代風にアレンジしたものがございます。」
「これです。ジェントリーコートと言います。」
どこかでみたことあるぞ。
そうだ、アカデミー賞授与式で、カールセーガンが来ていたものだ!
着てみたら、さらにカッコいい。
「これでお願いします。」
タキシードに未練を残しつつも、今回はこれに決めることにした。
タキシードは、次女のときに残しておこう。
いつになるかはわからないが。
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