なぜモチベーションが上がらないのか
「なぜモチベーションが上がらないのか」
これは、児玉光雄氏が著した本の題名である。
一度読んだ本だったが、本棚を眺めていたら「再度読んでみたら」と
背表紙が語りかけて来た。
このところ、不況の影響等で仕事が延期になるケースが増えて
来たため、少しモチベーションダウンしていた気持ちを
読まれたのかもしれない。
しかし、再読はいいものだ。
まだこんなに、宝の山があったのか。
新たな驚きにうれしさ百倍。
だいだいいろのマーカーをイエローマーカーのうえに
引きまくった。
「結果に一喜一憂せず、悪い結果が出たからといって、 すぐに挫折しない。」
「むしろ、その中に、成功へのヒントを見つけられるかどうかの方が重要なのだ。」
そのとおりだが、ヒントが見つからないので苦労しているのだ。
「ちょっと意識を変えて、行動に工夫を加えれば、高いモチベーションを
持続させることが可能となる。」
その工夫とは、一体何なのだ。
児玉氏によると、モチベーションは次の6要素で構成されているとのこと。
① 才能・特技
② ビジョン・目標
③ 内的モチベーション
④ 外的モチベーション
⑤ 人間関係
⑥ 環境設定
モチベーションが高まらない原因は、このどこかに潜んでいる。
それを治療や矯正すれば施せるとのこと。
以下①から⑥別に章立てて、いろいろなヒントが書かれている。
このなかで、今回最も印象に残ったことばがこれだ。
「完璧さを求めない。」
なるほど。
楽に考えればいい訳ね。
分かっているけど、視野狭窄になっている自分に改めて
気づかされた。
本って、本当にいいですね。
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