いもとようこ絵本原画展
昨日、東京駅付近に出向いた際、大丸ミュージアムに立ち寄って来た。
「いもとようこ絵本原画展」を見るためである。
いもとさんの絵本は、私もまだ記憶の中に留まっている。
ほんのりとしたとても温かい印象として心の深い部分に宿っている
感じなのだ。
今展示されているのは、それら絵本の原画となった和紙による貼り絵だった。
近くでみると立体感と質量感が伴い、さらに深い味わいを感じることが出来た。
「どこの国にお話しも、やはり人間の本質を描いた作品です。」
「だからこそ、どの国の人の心も捉えるのです。」
「時には励まし、時にはいさめ「生きる力」を与えてくれる。」
「絵本はまさに「心のお薬」です。」
お母さんに抱かれた小さな女の子が隣で「ニャア、ニャア」「ワン、ワン」
と絵を指差し、さかんにお母さんに話しかけていた。
この心やさしい絵本は、お母さんとの「心のかけ橋」にもなっている
のだなあと思わず実感してしまった。
これまでに2000万冊、絵本が世界中で売れたそうだ。
これは、ミリオンセラー20回分に当たる。
すごいものだ。
帰りに「青い鳥」を描いた絵はがきを買って来た。
しばらくは、青い鳥と共にメルヘンの世界を散歩したい。
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