ビジネスメンターにかける想い
先日の木曜日に、某社研究所でメンター研修を実施した。
メンターとは、ギリシャ神話に出て来るメントルという人の名に由来している。
意味は簡潔に言うと「仕事人生の相談役」だ。
私はかねてから日本一のビジネスメンターになりたいと思い、名刺にも肩書を
ビジネスメンターと記載している。
経営コンサルタントとはひと味違う位置付けだ。
ビジネスメンターを、自分なりに以下のように理解している。
「夢の実現を目指し共に歩む心からの支援者」
以前からメンターを育てるメンター研修を行いたいと思って来たが、今回それが
実現したのだ。
しかし、受講者の顔ぶれは手強かった。
全員が技術者で、なおかつ博士ばかりの30代。
バリバリのハイレベルIQ頭脳保持者だ。
これは普通のカリキュラムでは飽きられてしまう。
説明は7割程度に留め、実習で体得して頂く方法を取った。
メンターの役割、メリット、心得、求められる能力、面談演習、事例演習と
矢継ぎ早に行った。
全てが渾身のオリジナルの内容。
私の現時点におけるノウハウの集大成のエッセンスだった。
相手にとって不足はない。
自分の考えがどこまで通用するかの試金石でもあった。
中味としては、通常研修の2.5~3日分はあったと思う。
結果は、講師である私がヘトヘトになってしまった。
その場では平気だったが、研修後昨日までの2日間、頭が機能停止状態となった。
担当の人事の方からは直後にご評価を頂いた。
受講者がどう受け止めたかはアンケート待ちである。
拍手は頂いたが、彼らは厳しい評価者でもある。
しかし結果はどうあれ、これまで考えていたことを表現できたことは、
私にとって節目となる出来事だった。
このチャンスを頂いた関係者の方々には感謝感謝である。
さらに探究と実践を重ね、日本一のビジネスメンターを目指したい。
| 固定リンク
コメント