25年ぶりのシャンゴ
「Iさん、ご希望のシャンゴの席をご用意しました。」
先週高崎の企業へ訪問した際、朝に若手人事担当のSさんから声を掛けられた。
シャンゴとは、高崎の問屋町に本店をおくスパゲティの店だ。
最初の赴任地が高崎だったため、独身および新婚時代によく通った。
少し太めの麺でチーズがふんだんに絡めてあり濃厚な味が特徴。
いつかまた食べたいと思っていたが、今回に至るまで機会がなかったのだ。
講義の間や休憩時間に懐かしいシャンゴの話しをしていたのを聞き止め、Sさんが気を
効かせてくれた。
先日の金曜日、研修終了後に人事担当の有志4名の方々と共にシャンゴに向かった。
まさに、25年ぶりのシャンゴであった。
17号線沿いの店に行った。
少し店の雰囲気が変わっていたが、味はまさにシャンゴの味。
「そうそう、マーレトマトはこの味だった。」
「どうですか。」
「いや、懐かしいです。ありがとう。」
車がないと、なかなか行けない場所にある。
そのため、これまで何度も高崎に来る機会はあったが、足を運ぶ手段も時間も
なかったのだ。
これも縁かもしれない。
食事とともに楽しい談笑のひとときだった。
帰りにSさんが、高崎駅までロードスターで送ってくれた。
マツダの2シーターオープンカーである。
秋の夜空を見上げながら、疾風のごとく町並みを駆け抜けて行った。
素晴らしい思い出を作って頂いたSさんに、感謝、感謝である。
楽しい高崎での仕事は、日程的にちょうど折り返し点に来たところ。
この後も、全力で受講者の方々を支援して行きたい。
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