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2009年10月 4日 (日)

伊勢神宮参拝

今日からまた、明日より始まる仕事のために三重県の津に来ている。

そこで今回は少し早めに家を出て、津を通り過ぎ伊勢市まで足を伸ばした。
15年ぶりにお伊勢参りをするためである。

手順に従いまず外宮からお参りをしたが、ほとんど人がいなかった。
お陰でゆっくり「神宮」(これが正式名称)の森の中を散策し、敷地内にある
数多くの別宮や神社にお参りすることが出来た。

お賽銭を奉納し姿勢を正してゆっくり二拝二拍手一拝すると、不思議と
神妙な心持ちになるから不思議なものだ。

その後、バスで内宮へと移動した。

こちらは打って変わって賑やかだった。
参道前は、団体、ペア、バイクツーリングの方々でごったがえしていた。
なぜか、ハーレーダビットソンのバイクが目立つ。
15年前もそうだった気がする。

まずはお参りする前に、参道横のおはらい通りとおかげ横丁を歩くことにした。
昼食もここで取ろうと思っていたからだ。

予めネットでプリントしておいた散歩マップを片手に「ああ、ここがこれだ。」と
一人でつぶやきながら、気づいたらイエローマーカーで店名をマークしていた。
習慣とは、恐ろしいものである。

端から端まで歩くうちに、店だけでなく「神恩奉納太鼓」の実演を見たり、
「日本人のこころ 神宮の森」写真展を見たり、いろいろなものに出会った。

結局昼食は、おかげ横丁内の「ふくすけ」で伊勢うどんを食べた。
コシのないうどんに、たまり醤油をベースにした真っ黒いだし汁が少し
かかっている代物だ。
まずくはなかったが、大してうまくもなかった。

口直しに、赤福本店で赤福を頂いた。
不祥事事件を起した際、扉を閉じる様がテレビで大写しになった店だ。
今はそれがうそのように、満員の客であふれ返っていた。

店を出るときに気がついたのだが、そこで出される赤福は、若い女性職人の手で
あんこが餅にからめられていた。
まさに指の形がそのままあんこに残っていたわけだ。

お腹を満たした後で、内宮参拝に出かけた。

こちらは何しろ、日本の神社の総本山。
おまつりしている神様も、天照大神と深遠なる存在だ。

波居る人を掻き分け、無事お参りをすませた。

この神宮には外宮と内宮合わせて125の宮社があるという。
全部回るとなったら、どのくらいの時間が必要なのだろうか。

帰りに参道横のお手洗いに寄った。
ふと中を見ると、トイレットペーパーが置いていなかった。
これは、「かみ」を粗末にしないようにとの考えからだろうか。
だとすると、あわてて入った人は、神をうらむであろう。

神宮は20年に一度、御遷宮を行う。
次回の62回目は4年後の2013年秋とのこと。
その後、また機会があれば訪れたい。

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