地下鉄のヘビメタ
今日、三重県から帰って来たその足で広尾にあるジムへ行って来た。
いつもどおり恵比寿から日比谷線に乗車したのだが、今日はどうしたことかとても
空いていた。
まあ、時間が遅かったこともあったと思うが。
一番後ろの車両の最後尾の乗車口から乗り込んだ。
そして車掌室に背を向けて通路の真ん中に立ってみた。
前から一度確かめたいことがあったのだ。
今日は絶好のチャンス!
通路に人がほとんど立っていなかったため、先頭の車両まで通路を通して見通す
ことが出来たのだ。
これにより、日比谷線のカーブの様子が手に取るように分かる。
恵比寿駅を出てすぐに大きく右にカーブした。
その後、角度を緩めながらも右カーブのまま。
しばらく直進したと思うと、今度は大きく左へカーブ。
そして緩やかに元に戻り恵比寿駅に滑り込んだ。
まるで、へびの尻尾にまたがって進んでいるかのような錯覚に見舞われた。
「こんな風にして蛇行しながら走っていたのか。」
地図上では知っていたが、カーブの角度の微妙な変化までは分からなかった。
やはり何事も体験である。
へびのようにくねりながら、メタルの体を前に推し進める様はまさに「ヘビメタ」
そのもの。
かなりこじつけだが、そんなことを考えてしまった。
地下鉄は、もぐらよりもへびだな。
妙に納得した一日であった。
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