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2009年10月20日 (火)

高崎名物だるま弁当

先日、高崎からの帰りに高崎名物だるま弁当を買った。

高崎は私が社会人としてスタートした思い出の地だ。
当時飽きるほどだるま弁当を食べて、もう一生いいやと思っていたが、急に食べたく
なったのだ。

こういうのを原点回帰と言うのだろうか。

一日の立ち仕事で疲れた体には、山の幸がふんだんに入った弁当が心地よい。

あっと言う間に平らげてしまった。

食べ終わってから、改めて説明書きを読んだ。

「閑雅静寂な境地で禅の心と季節の味覚を楽しむ普茶料理の深い味わいを存分に
お召し上がりください。」

普茶料理が何かはよく知らないけれど、禅と関係があると思うだけで健康になる
気分がするから不思議だ。

そう言えば遠い昔、だるま寺で有名な少林寺のだるま市に、会社の仲間と行った
ことを思い出した。
真冬の出来事だったが、狭い参道にあふれるばかりの人で熱気が立ち込め、
寒さを忘れるほどだった。

ふと横を見ると、食べ終わっただるま弁当のだるまさんがやさしく微笑んでいた。

またいつか、お世話になります。

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