水の不思議
今年から改めて水泳を習い直しているが、最近改めて「水」の不思議を感じている。
これまでは、どちらかと言うと力任せに「水」をねじ伏せ強引に泳いでいるところが
あった。
まあ筋トレにもなるし息継ぎなしでも25m泳げるので肺活量の増大にもつながる
だろうと勝手な解釈をしていた。
しかし、長距離泳ぐとなるとこれでは持たない。
でも一旦身に付いたクセはなかなか抜けない。
ということで、体から力を抜くため蹴のびからやり直している。
「Iさん、足から力を抜いて下さい。」
「分かった。」
「Iさん、前を見ずアゴを引いて下さい。」
「分かった。」
返事はするのだが、体に自然と力が入ってしまう。
陸上の短距離をやっていた関係か、無呼吸で全身の筋肉を一気に爆発させてしまう。
年明けから何回も繰り返して来たが、最近ようやくコツが飲み込めて来た。
水に身を任せる。
逆らわずにゆっくり動かせばいい。
水を制するのではなく共にあることを感じる。
そう、この感覚かもしれない。
泳ぎながら、何かと似ているなと感じることがよくある。
水泳もなかなか深い味わいを持っている。
おかげで、蹴のびだけでプールの半分12.5m程度までコンスタントに
距離が延びるようになって来た。
今後も「水」からいろいろなことを学びたい。
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