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2010年1月23日 (土)

古賀政男音楽博物館

昨日、代々木上原で打ち合わせをした後、近くにあった古賀政男音楽博物館に
立ち寄って来た。

古賀メロディーは哀愁に満ちたしみじみした味わいを持つが、どちらかと言うと
私の好みではない。
しかし、その音楽にかけた情熱の一端を知る助けになるかと思い訪ねたのだ。

近代的な建物の3階に、古賀氏私邸の一部が移設され展示されていた。
趣のある落ち着いた部屋とそこにおかれた渋い家具の調和が印象的だった。

ここでゆったりといろいろなことに想いを馳せながら作曲をされたのだろうか。

B1には、古賀財団が顕彰者として選ばれた作曲家、作詞家の皆さんの曲が
自由に聞ける設備が設置されていた。

約7000曲が収められているとのことだった。
作詞家で検索すると、懐かしい岩谷時子さんの名前が出て来た。
思わずクリックすると、私の想い出深い曲が次々と表れた。

「君といつまでも」 加山雄三
「ウナセラディ東京」 ザ・ピーナッツ
「これが青春だ」 布施明

「君といつまでも」は自分の結婚式で自分で歌うハメになった曲だ。
そう言えば昔はよく家族で歌っていた。

結婚してからは忙しさもあり歌から遠ざかってしまったが、歌を聴くと
その時の情景が思い出される。
やっぱり大事なものだなとつくづく思った。

ちょっぴり感傷に浸りながら、博物館を後にした。

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