ひつまぶし
今日、出張で名古屋へ出向いた際、お昼にひつまぶしを御馳走になった。
有名な老舗のうなぎ屋だったのだが、よく太ったうなぎで小さく刻んでしまったのが
もったいないような品物だった。
料理を持って来て頂いた方が、食べ方を説明してくれた。
「一杯目はそのまま召し上がって下さい。二杯目は薬味をのせて、そして三杯目は
だし汁をかけてお召し上がり下さい。」
「え!このおひつそんなにおかわりできるのですか。」
(店員さん、ニコニコしたまま答えず)
よく見ると、お盆の上にかわいいお茶碗が並んでいた。
(ああ、これのことか。納得)
名古屋では関東のようにうなぎを蒸さずにそのまま焼き上げる。
そのため、焦げた皮が香ばしくなり脂ののった中の身だけがふんわりと柔らかくなる。
この味わいは絶妙なものだった。
時間をかけ、皆で味わいながら頂いた。
タレの上品な味も最高だった。
満腹になったところで事務所へ戻ろうということになったのだが、
ふと目を外にやると、こんもりとした森が眼下に見えた。
「あそこは熱田神宮になりますか。」
「そのとおりです。」お連れ頂いた方からのご返事。
「では腹ごなしにお参りをしてから事務所に戻りたいと思いますが。」
「結構ですよ。」
という訳で、速足でさっそく熱田神宮へ向かった。
今年はまだ初詣をしていなかったので、ちょうど良かった。
食後の運動とお参りと気分転換兼ね、気分よく散歩して来た。
そのおかげで、午後も気分一新で仕事に取り組むことが出来た。
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