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2010年2月28日 (日)

感動!蕎麦の案山子

出張が極まってほとんど旅芸人の状態になって来た。

しかし、ただ演じているだけでは消耗してしまう。

そこで登場するのが好奇心。
好奇心こそ魂の若返りの秘宝だ。

たとえそれが都内出張であっても、時間の隙間を縫って行動あるのみ。

今週火曜日の昼に、「感動」のそば屋へ行って来た。

その名も「蕎麦 案山子(かかし)」
実は、研修先の人事部の方にお連れ頂いたのだ。

その店は芝公園にある。
隠れ家のようにビルの間にひっそりと店を開いていた。

「ちいさな店ですね。」
「私もふつうは来ないのですよ。来たのは久しぶりです。」

研修の昼休みの時間を前倒しにしたのが正解だった。
時間どおりだと混んで入れない。

メニューもシンプルそのもの。
数種類しかなかった。

「ざる蕎麦を下さい。」

少し経って、ざるそばが運ばれて来た。

見るからにコシのありそうな麺だった。
更科そばのように少し白味がかっていた。

さっそく口にすると、歯ごたえ十分。
そばの食感が何とも言えない。

食べるほどにそば本来の素朴なうまさが口に広がって行った。
だしも薄口でそばを邪魔しない。

これはこだわりの逸品だ。

「うまいですね。」

思わず口から言葉が漏れてしまった。

「その筋の方には有名な店だそうですよ。」
「ですよね。そばで勝負している様子がよく分かります。」

どこにもひた向きに魂を注ぎこんでいる方がいるものだ。

そばを食べて元気をもらった。
またひとつ心が豊かになった。

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2010年2月16日 (火)

ついに歌までたどり着いた

今年から始めた歌のレッスンで、ついに楽譜までたどり着いた。

発声練習は毎回欠かさずに行なっているが、前回さらに進んで
「イタリア古典声楽集1 中声用」に入ったのだ。

41曲掲載されている歌の主なものを、先生が歌って聴かせてくれた。
私の音域と感じに合わせて選んでくれたのだ。

「Iさん、どれかお気に入りの歌がありましたか。」
「一番最初に歌って頂いた曲が特に気に入りました。」

その曲とは「Caro mio ben(いとしい私の恋人)」

ゆったりした調べと曲想が、フィーリングにマッチした。

「では最初にイタリア語の発音を練習しましょう。」

曲に入る前にイタリア語の発音を、早分かり表を使って教えてもらった。
イタリア語そのものを意識して聞いたことがなかったため
最初感じがつかめなかったが、英語よりもローマ字読みに近いよう
に思った。

「では、一小節ずつ歌って行きましょう。」

いきなり歌に入った。
最初は音符読みとかいろいろな記号の説明があるのかと思っていたので
意外だった。
ちなみにこの曲は、シャープ2つのニ長調である。

先生の美しい歌声が、部屋中に広がった。
いつ聴いても素晴らしい歌声だ。

「ではIさん、歌ってみて下さい。」

間髪を入れず続いて歌うこととなった。

山本五十六の言葉に「やってみせ、いってきかせてさせてみて、
ほめてやらねば人は育たず」というのがあるが、まさにそれを
地でいく流れとなった。

「いい声ですね。」

お褒めの言葉が続いた。
やはり何歳になっても、褒めてもらえばうれしいものだ。

しかし、細かいチェックをその後受けた。
イタリア語の発音や音符の繋がりなど。

難しい単語や専門語はいっさい使わず、日常のことばで説明して
頂けるのは、たいへんありがたい。

しばらくはこの曲に没頭して、基礎固めをしていくことにしたい。
しかし、先生からは先んじて練習しないようにとの助言も受けた。
変なクセがついてしまう恐れがあるからとのこと。

私の性格をよく分かっていらっしゃる。

ますます、やる気が出て来た。

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2010年2月15日 (月)

中華まん ばんざい!

福島県のはずれにやって来た。
先週も来たところだが、まだ降り積もった雪が残っている。

寒さもひとしおだが、それよりも食料品の調達が問題だった。
前回は6時過ぎに着いたが、駅前は真っ暗。
店らしきものはなかった。

ホテルの向こうに国道らしきものがあった。
何かあるだろうと思いいってみたら見つかった。
セブンイレブンがあったのだ。

「あいててよかった。」ではなく、まさに
「あってよかった」だ。

今回は夕食を済ませてから来る予定だったが、
時間が合わず、そのまま来てしまった。

まあ、セブンイレブンがあるからいいかと思ったのだ。
しかし、それが甘かった。

行ってみるとご飯ものは、しじみ佃煮のおにぎりが3個
残っているだけだった。

「これは参ったな。」

ふとカウンターの方を向くと、中華まんが目に入った。

「助かった。」

それも中村屋の中華まんである。

さっそく3個買った。
「大入ジューシー肉まん」「手包み豚角煮まん」それと
「とろけるベルギーチョコまん」だ。

ホテルの部屋で食べたがどれもおいしかった。
やれやれである。

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2010年2月14日 (日)

ホイットニー・ヒューストン復活

昨日、さいたまスーパーアリーナで開催されたホイットニー・ヒューストンの
コンサートへ行って来た。

ホイットニーと言えば、映画の「ボディーガード」で歌い上げた彼女の歌唱力
には全くの脱帽であった。
声だけではなく、そのセクシーな姿や動きにも陶酔したものだ。

今回は再起の一環としてジャパンツワーを企画したとのこと。
その魅力に触れたく入場券を売り出しと同時購入した。

すごい人だった。
これだけ彼女を慕うファンがいたとは!
しかし、一方では妙に冷静な観衆もいた。

アリーナ席に座っている方々は、ほぼ全員が最初からスタンディングの状態。
上からみるとライトの関係でアカアリの大群がうごめいているように見えた。
まるで女王アリを賛歌するように。

そう今回私は、最上段から見下ろす席にいた。
全体を俯瞰しながらその雰囲気を満喫したいと思ったからだ。

しかし、この最上段にも熱烈なファンがいた。
右隣の席の太めの青年がそうだった。

「Hey! I love you! Welcome come back!」

英語に反応し、英語で答えていた。
始まる前は携帯を一心に打ち続けていた根暗そうな青年だったが、
始まると同時に通路に出て踊りまくっていた。
その豹変ぶりに目を白黒。

左隣の青年は真逆だった。
最初から最後まで腕を組み、拍手ひとつしない。
何が楽しみで来たのだろう。
最上段でも、かなりのお値段だったはずだ。

歌を歌い上げる力は、やはりすごかった。
その声量は止まるところを知らず、うねりのようにホール中に
響き渡って行った。

時々、感無量になって声がかすれるところがあったが、ちょうど
書家の書く墨が勢いを緩めるがごとくかすれ、また勢いが増す
ように再び魂の叫びに変わっていった。

私はホイットニーのステージはこれが初めてだったので
以前との比較は出来ないが、確かに歌はうまかったものの、
オーラが以前ほど出ていないように感じた。

これが年輪を重ねたためか、まだ自身の中で迷いがあるため
なのかは分からないが。

衣装も期待していたよりは地味だった。
アンコールも1回だけで終わってしまった。

パワフルな動きを想像していただけに、何か物足りなさが残った。

今後の彼女の再起を祈りつつ、会場を後にした。

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2010年2月11日 (木)

マンハッタンパッセージバッグ

私が以前から愛用しているビジネスバッグは、マンハッタンパッセージという
ブランド名がついたバッグだ。

これまで3way仕様のものを使って来た。
手提げ、ショルダー、リックの3種類の持ち方が出来る。

書類をたくさん詰めたときは、リックにして背負うと楽だった。
そして何よりも両手が使えるのが助かった。

しかし、酷使がたたってベルクロが効かなくなったりチャックが壊れたり
かなりくたびれて来た。

そこで昨日、出張帰りに東急ハンズに寄って新しいバッグを買って来た。
もちろん、マンハッタンパッセージである。

出掛ける前に予めネットで調べ目ぼしいバッグをリストアップして行ったが、
やはり手に取って確認してみると想像していた内容とは大違いであった。
やはり現物確認は重要だ。

結局、売り場にある当ブランド名のバッグを全てチェックし、これという
ものを購入した。

今回のバッグは2way仕様だ。
リックにすることは出来なくなったが、幾多の工夫点が見られた。

代表的なメリットに、小分けのポケットがたくさんついていることがある。

出張の7つ道具が7つに収まらず段々増えてしまった。
今までは2つの大きなポケットに押し込んでいたが、これを機能的に
分けて収納することが出来る。
これは助かる。

また一回り大きくなったが、昨年12月に改定された航空機機内
持ち込み手荷物の許容サイズ内に収まる大きさとなっている。

バッグは、いつも一緒に行動する仕事のパートナーである。

新しいパートナーと共に、またいろいろな方とめぐり会いたい。

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2010年2月10日 (水)

お初天神参拝

今日5時に起きて露天(つゆのてん)神社に参拝して来た。
この神社、一般的にはお初天神と呼ばれている。

そう、ここは大阪東梅田の曽根崎にある近松門左衛門の曽根崎心中で
有名な神社である。

実は、この神社がここにあると全く知らなかった。

ホテルでもらったマクドナルドのカードを持って裏通りのマックへ朝食を取りに
行った際、たまたま見つけたのだ。

朝食を食べ終わってホテルへ戻ろうとしたとき、ビルとビルの間に赤い鳥居が見えた。
何だ、こんな所に神社があるのかと思いながら、好奇心で近寄ってみた。

わずかな提灯の光に照らし出された参道が誘うように奥へ続いていた。

時計を見ると少しゆとりがあったため、中に入ってみた。

しばらくビルの谷間を縫うように歩いていくと、急に目の前が開けた。
広い境内へ出たのだ。
どうやら私が歩いて来た道は、裏手からの参道だったようだ。

所々についている明かりを頼りに本堂を探し当て、二礼二拍手でお参りをした。
ふと気づくと、ビジネスマンらしき方や女性の方が足早に神社の中を通り過ぎて行く。

どうやらこの神社の境内は、裏通りと表通りのバイパスになっているようだった。

「ビルに囲まれてこの神社不敏だなあ。」

ふと、そんなことを思ってしまった。

まだ薄暗かったため神社の全貌は分からなかったが、きれいに掃除が行き届いて
いるようでもあった。

ホテルに戻ってきてネットで「露天神社」と検索し、初めてあれがお初天神だったのか
と分かった次第である。

まったくの偶然の出会いだった。
人形歌舞伎は見たことがないが、あの神社が曽根崎心中の舞台だったとは。

300回忌を記念して平成16年にお初と徳兵衛のブロンズ像が境内に設置された
そうだが、それは残念ながら確認できなかった。

思わぬ旅の出会い、大事な想い出として取っておきたい。

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2010年2月 8日 (月)

シンフォニック・エンタテインメント

昨日出張前に「シンフォニック・エンタテインメント」なるコンサートへ行って来た。

これは作曲家の渡辺俊幸氏がプロデュースしたもので、オーケストラの魅力を
楽しく分かり易く世に知らしめたいという渡辺氏の願いから開催されたものだ。

そのためか、お年寄りから子供まで実に幅広いお客様がいらしていた。

内容も映画音楽あり、ポップスあり、そしてクラッックありと多岐に渡っていた。
そして一曲一曲につき、事前に渡辺氏が丁寧に聴き所の解説をして下さった。
まさに、彼のこのコンサートに掛ける想いが伝わって来る心温まる解説だった。

ご本人が話しの中で仰っていたことだが、このコンサートは以前から企画したいと
思っていたそうだ。
ボストンに留学していたとき、市民の皆さんがオーケストラの奏でる音楽を
生活の一部として楽しんでいた。

ボストン交響楽団と言えば小澤征爾さん率いる楽団として世界的に有名だが
現地では市民生活に溶け込んだ存在だったようだ。

その素晴らしい音楽空間を日本でも実現させたいとのことだった。
そのための今回の演奏は、日本フィルハーモニー交響楽団が担った。

一曲演奏が終わるたびに、いろいろな所から拍手が起こった。
これは演奏もさることながら、この渡辺氏の想いに応える拍手のように感じた。

そして今日のゲストも素晴らしい方だった。

クラシックに恋をした平原綾香さん。

平原さんと言えば、クラシックの名曲をカバーし情感豊かに歌い上げる
その歌唱力には定評があるが、実は渡辺氏と組んで出来た曲もあるとのこと。

それは彼女の定番の一部ともなりつつある「新世界」だ。
元々はドヴォルザークの作曲だが、それを編曲したのが渡辺氏、作詞したのが
平原さんとのこと。

曲の構想やアレンジのために、二人でピアノを前に3時間かけて考えを練ったそうだ。
舞台での二人のやり取りを聞いていて、きっと楽しい時間を過ごされたのだろうな
と思った。
お二人の音楽に対する愛情の深さに共通するものを感じたからだ。

あっと言う間の2時間だった。
アンコールを3曲演奏した後、お開きとなった。

心温まる思いを胸に、出張の旅に出た。

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2010年2月 7日 (日)

JR北与野駅員さん、この配慮!

先日、遠方の出張からやっと最寄駅に帰り着いたときの出来事。

 

改札口に切符を入れたとたん、ピピーと警告音が鳴った。

 

「え?」と思い券面を見たら、到着駅がさいたま新都心となっていた。
そうだった、今回はさいたま新都心駅からの往復で切符を買ったのだった。

 

降りようとした最寄駅は、北与野。

 

時々、立ち寄り等の関係で出発駅をさいたま新都心とするのだ。
今回もそうしたことを、すっかり忘れていた。

 

まいったなと思いながら精算機に向かい切符を入れたら、
こちらでもエラーの表示が出てしまった。

 

やむを得ず窓口へ行った。

 

「すいません。こちらへ来てしまいました。」

 

年配の駅員さん、ジーと切符を見た後、笑顔をたたえながら
こう口を開いた。

 

「結構ですよ。」

 

一瞬、耳を疑った。
普通だったら、さいたま新都心駅と北与野駅間のひと駅分の料金を請求される
ところである。
これをただでいいよとのお言葉。

 

実はさいたま新都心駅と北与野駅は微妙な位置関係にある。

 

大宮駅を北に見て、さいたま新都心駅は京浜東北線のひとつ手前の駅。
一方、北与野駅は埼京線のひとつ手前の駅なのである。

 

大宮駅とさいたま新都心駅そして北与野駅は、大宮駅を頂点とする三角形を
形成しているのだ。
そして、さいたま新都心駅と北与野駅は、歩いて行ける距離にある。

 

この近辺に住んでいる方々は、多分両方の駅を必要に応じて
使い分けていると思う。

 

駅員さんも、これは承知していただろう。
しかし、だからと言ってただにする理由にはならない。

 

実は、改札口に私が切符を通したとき、2回警告音が鳴ったのだ。
1回目は、切符ではなくいつも通りスイカをかざしてしまったとき。
2回目が、さいたま新都心までの切符を通したとき。

 

そのとき、横に視線を感じていた。
この駅員さんの視線だったのだろう。

 

そして、私はビジネスバッグとスポーツバッグを持っていた。
疲れた顔をして。

 

(ははぁーん、疲れで思考が鈍って、こちらへ来たのだな。)

 

このように、私の状況をきっと察知してくれたに違いない。
気の毒に思ってもくれたのだろう。

 

しかし、ビジネスはビジネス。
普通だったらただとは行かない。
そこを「いいですよ」とおっしゃって頂いたこの思いやり。

 

JR東日本はこの駅員さんの判断で百数十円を失った。
でも、その替わりに私の「信頼」という2文字を獲得した。
これは金では買えない価値だ。

 

相手を想う気持ちの深さ。
日頃からこのマインドが備わっていないと、とっさに
「いいですよ。」の言葉は出て来ないだろう。

 

出張の最後に、素晴らしいプレゼントをもらった。

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2010年2月 6日 (土)

女子マネージャーとドラッカー

おろしろい本を読んだ。

そのタイトルは「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの
『マネジメント』を読んだら」となっている。

親しくさせて頂いている診断士の方にご紹介頂いた本だ。
読み始めたらおもしろく、三重県出張の新幹線の中で一気に読み終えた。

ストーリーは、ある高校の女子マネージャーがドラッカーのエッセンシャル版マネジメント
をもとに、弱小野球部を監督らと共に甲子園出場チームに育て上げていくという内容だ。

まず、女子高生とドラッカーというアンバランスが何とも言えない。
本当に読むのという疑問はあるにしても、もし読んで理解し行動したら、
これは凄いことかもしれないと思った。

著者の岩崎夏海氏(男性)は以前、アイドルグループのAKB48のプロデュースにも
携わったことがあるとのこと。
そこで見聞きした内容が、登場キャラクターやストーリーに大きな影響を及ぼしたそうだ。

多分、ひとつのアイドルグループを立ち上げるのにも、たいへんなご苦労が
あるのだろう。

コンセプト、イメージ作り、そしてそれに先立ち「だれ」に「なに」をアッピールして
いくのかという顧客戦略だ。

それらを昇華させて、野球部の女子マネージャーたちや監督、各選手との
関係に置き換え、野球部を組織としてマネジメントしていくという発想がとても
ユニークでおもしろかった。

外国の方の書かれる本は比喩的な表現が多く、我々日本人にはピンと
来ないところがある。
やはりキリスト教的思想がベースにあるからかもしれない。

しかし、このような興味深い題材に置き換えて頂くと「そういうことね。」と
理解がより深まる。

ドラッカーを身近に感じたひとときだった。

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2010年2月 4日 (木)

スーパー圧注浴の威力

今朝、宿泊していたホテルの温泉に入って来た。

普段は温泉が併設されていても部屋から着替えて出て行く
のが億劫なため、全て見過ごして来た。
部屋に入ると同時に裸同然の姿になってしまうからである。

でも今回は状況が違った。
朝食会場が温泉の隣にあったのと露天風呂をはじめ
興味を引く風呂が揃っていたのだ。

そう、そこは温泉というより「スーパー銭湯」のノリの
温泉付きホテルだったのである。

6時に行ったが、さすがに誰もいなかった。
露天風呂に直行した。
雪が降った後で少し寒かったが、その分温泉が身にしみた。

寝湯、活性石湯、座湯、壷風呂、白湯とはしごし、
屋外での締め括りは温泉掛け流しの羽生湯とした。
この間15分。

その後屋内に入り、半身浴、檜風呂と続けて入った。

そしてジェットバスがないか探したら、あった。
それも立って入るタイプのものが。

「スーパー圧注浴」と書いてあった。
深さが110mとなっており、小学生は使用禁止とのこと。

中に入ると、左右のバルブから勢いよく噴出する湯が
足、腰、胸にぶつかり事のほか心地よい。
立っているから体を少し回すだけで、湯の当たる位置を
簡単に変えることが出来る。

「これはいい。ガンダムが洗浄機に入っているようなものだ。」

1人悦に入って、思わずいろいろなポーズを取ってしまった。
昨日仕事で一日立ち通しだったので、特に足腰が気持ちよかった。
おかげで今日は、心身共に新品の状態で仕事に望むことが
出来そうだと思った。

その後朝食会場へ向ったが、バイキングだったため
食べ過ぎに注意した。
何せ、食欲が進み過ぎた朝だったから。

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2010年2月 3日 (水)

自分道を目指す

仕事の意味をどう捉えるかは、その人の人生観によって変わって来ると思います。
もちろん生活の糧を得るという経済的な側面も欠かすことはできません。
しかし、一日のうちの大半を過ごす時間的な面から考えた場合、
仕事はまた別の意味を持って来るのではないでしょうか。

限られた人生という時間の中で自分が生きた証を形に残していくという意味。

そのことを考えた場合、仕事はまさに自分の求めているものを追求していく
修練の場と捉えることができます。

そしてその過程を通して世の中に貢献していく。
仕事を通して自分を鍛え人のために役立つ。

つまり仕事を極めていくということは「自分道」を追及していくことに他ならない
のではないでしょか。

「自分道」とは、決して自分をあきらめないこと。
しかし過剰には期待しません。

常に自分を冷静に見つめながらひたすら信じるものに向かって打ち込む。
たとえ周りから見てカッコ悪くてもいい。
不器用でもいい。

この道を歩むことが自分の喜びと周りの幸せに通じる生き方を言います。

自分道を目指す。

私はこのような生き方をしたいと思います。

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