« Fit-mini調整 | トップページ | 人に向かわず天に向かえ »

2010年4月 2日 (金)

四谷十三里屋の大学芋

昨日、兵庫県の実家に所用で帰省するためJR東京駅に行った際、
四谷十三里屋を見つけた。

前からそこにあったかどうかは記憶が定かでないが、今回は店というより
店員さんの顔に引き付けられたのである。

そこに知った「顔」の方がいたのだ。

四谷十三里屋といえば、大学芋の専門店。
四谷の本店以外に、私の知っている所ではJR恵比寿駅構内に
店を出している。

恵比寿はジムに通う際、いつも通る駅。
その恵比寿店では、いつも声を上げて客を引き寄せている。
しかし、いつも買いたいと思いながらも、素通りしていた。

その声の主を、東京駅店で発見したのだ。

「いらっしゃいませ。」
「恵比寿駅でお見掛けしましたよ。」
「それはどうも。」
「今度はこちらですか。」
「そうなんです。ごひいきにお願い致します。
スタンプカードをお作りしますか。」
「じゃあ、作って。(ならば買うしかない。)」

あくまでも商売熱心である。

今回買った商品は、「南九州産霧島紅甘露使用かりっと大学芋拍子切り」だ。

説明書には、こう書いてあった。

「南九州産 霧島紅甘露を使用した、外はかりっと中はほくっとした食感の大学芋です。
霧島山麓を流れる澄んだ水で育った霧島紅甘露はあっさりとした上品な甘さが
特徴です。」

新幹線の席でさっそく食べたが、確かにそのとおり。
口当たりのいいやさしい甘さだった。

説明書には、引き続きこう書いてあった。

「江戸時代、さつまいもは「あの栗(九里)より(四里)うまい」という洒落言葉から
「十三里(九里+四里)」と名付けられ親しまれて来ました。」

そうそう、小学生の頃に焼き芋屋のミニチュア屋台を夏休みの工作の宿題で
作った際、行燈に「十三里」と書いたっけという古いことを思い出してしまった。

そうこうしている間に、あっと言う間に平らげてしまった。

説明書をめくると、最後のページにこう書かれてあった。

「おいしさを極める3つの食べ方
① そのまま食べる。
② 冷やして食べる。
③ 別添えのごま塩をかけて食べる。」

「え、ごま塩が添付されていたのか。」

次に買う時は、ごま塩を忘れずにかけて食べることにしたい。

|

« Fit-mini調整 | トップページ | 人に向かわず天に向かえ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 四谷十三里屋の大学芋:

« Fit-mini調整 | トップページ | 人に向かわず天に向かえ »