久しぶりのグランベリーモール
昨日、南大沢にあるグランベリーモール横の施設で研修講師の仕事をした。
実は、グランベリーモールは、私にとって懐かしい場所なのだ。
2000年4月に中小企業診断士の登録をしたのだが、グランベリーモールは、
その月にオープンしたアウトレットモールだったのだ。
すぐに加入した当時のアウトレット研究会で、現地視察に行った。
モール内見学に先立ち、東急電鉄の開発担当者の方から、モールのコンセプトを
はじめ、いろいろな開発秘話を伺った。
このような内部情報を聞けるのが、当研究会の強みだった。
人脈の成せる技である。
そのとき、我々の質問に答えて伺った話しのひとつに、モール内の建築物の
耐久年数の話しがあった。
質問は、どれくらいの年数を見込んで建物の仕様を決めたのかという内容だった。
アウトレットモールという新しい業態の寿命と、当施設の建設投資のバランスを
聞くという微妙な質問だった。
伺った答えは、10年程度ということだった。
流通業界の激しい変化を捉えた場合、それぐらい先しか見通せないというのが
担当者の方の本音だったように思う。
そして、今年がちょうどオープン10年目である。
で、街はどういう状態かというと、10年前とまったく変わらないたたずまいと
美しさだった。
ゴミひとつ落ちていない。
清掃と建物や看板、サイン類のメンテナンスをきちんと行っている証拠である。
さすが、大型アウトレットモールのパイオニアとして街全体を開発した東急電鉄の
情熱と実力の表れだと思った。
昼食をモール内のベトナム料理屋で採った。
夏のような日差しのなか、オープンテラスで食べたカレーライスの辛さが身に染みた。
今度来たときには、ぜひモンベルの店内に設けられたフリークライミングの
そそり立つ壁に挑戦したいと思った。
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