« 書道ガールズ!!わたしたちの甲子園 | トップページ | クルーシャツ愛用 »

2010年5月24日 (月)

知事の世界

宮崎県が口蹄疫でたいへんなことになっている。

種牛全頭が殺処分されたら、宮崎牛が地上から消えることになりかねない。

先日、東国原知事が深刻な表情で非常事態宣言を出した。
その心情を察するに、余りあるものがある。
さらに、酪農家の皆さんの落胆は、いったい如何ほど深いものだろうか。

ここは、まさに県民と共に歩む東国原知事の正念場だ。

前から知事には興味を持っていた。
そして、最近読んだフォロワーシップに関する図書に、
知事と県職員との関係が出ていた。

それらと今回の出来事が重なり、知事の本音が知りたいと思った。
少し前の2008年の著作にはなるが、知事か書いた「知事の世界」という書籍を
見つけたので読んでみた。

地元宮崎県のことを、心から愛している様子がよく分かった。

お笑いのイメージが強いが、その時代から早稲田大学に通い地方自治について
勉強していたとのこと。
人は見ただけでは分からないものである。

宮崎県職員の方々についても触れてあった。
真面目で勉強熱心で素晴らしい方々だと。
そして一旦動き出したら、自律的に行動して行くと。

そうなるためには、もちろん知事のマニフェストの内容が
素晴らしく、かつ具体的で分かり易かったこともあるだろう。

しかし、公務員とは本来そのような存在だと思う。
私もいろいろな自治体で数多く研修を行っているが、その優秀さに
驚くことがたびたびある。

目立たないけれど、趣旨がしっかり伝われば、深く考えかつ自ら行動してくれる。
その着実な歩みは、安心感を抱かせる。

宮崎県は。今回の口蹄疫が終息しても、その後遺症が癒される
までには、長い年月が必要となるだろう。

知事と県職員と、そして県民の皆さんのご多幸を祈るばかりである。

がんばれ!東国原英夫知事、今こそ宮崎県のために。

|

« 書道ガールズ!!わたしたちの甲子園 | トップページ | クルーシャツ愛用 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 知事の世界:

« 書道ガールズ!!わたしたちの甲子園 | トップページ | クルーシャツ愛用 »