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2010年9月29日 (水)

青森名物ここにあり

昨日青森散歩をした際、アスパム(県の物産館)でおいしそうなものを見つけた。

その名を「ほたて十万石」という。

青森県陸奥湾で採れた帆立の貝柱を、マヨネーズをあえてかまぼこで包み焼いたものだ。
入っていた袋には、「創業明治36年伝統の味」と書いてあった。

実は、中味により3種類あった。
プレーン(マヨネーズ)味、わさび味、めんたいこ味がそれらだ。
しかし、一口サイズではあったが3つは少し多いかなと思い、プレーン味とわさび味を
買った。

ホテルに戻ってから食べたところ、プリプリとした歯ごたえとクリーミーな貝柱が
マッチし、とっても美味だった。
やはり産地の食材にはかなわない。
ちなみにこの製品、はなまるマーケットで千秋さんご用達の品とのことだった。

もう一品、帰りに立ち寄った駅ビルの中で、せんべいと出会った。
こちらは手焼きせんべいで、まさにその場でお兄さんが焼いていた。
ちらっと目が合った。

その目が、"今焼いたばかりのせんべいですので、ぜひ試食してみて下さい。"と
語っていた。
会釈をしてから、焼きたてのせんべいを試食した。

こちらも3種類あった。
ピスタチオせんべい、アーモンドせんべい、ピーナッツせんべいだ。
せんべいと言っても、米ではなく小麦粉でできており、どちらかと言うとビスケットに
近い感じだ。
その名を「手焼き津軽路せんべい」という。

全部、小片を試食した。

女性の店員さんに質問したくなり尋ねてみた。
「どれが一番人気ですか。」
「そうですね、ピスタチオとピーナッツが同じ位人気がありますね。」

なるほど、やはりそうか。
私の評価も同じだった。
しかし、ピーナッツの10枚入りは多過ぎたので、ピスタチオの6枚入りを買った。
値段はほぼ同じである。

その後、青森を後にしたスーパー白鳥の中でじっくり味わった。
香ばしいが甘みのある生地に、ピスタチオの苦味が絶妙だった。

高いものではないが、旅先で出会う庶民の味は、また格別のものがある。

今日は、昨夜中継地として泊まった一ノ関から再び大船渡に向かっている。
また、どのような出会いがあるか、今から楽しみだ。

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