« 「たとえ、残酷な人よ(セッベンクルデーレ)」 | トップページ | バンドネオン奏者 三浦一馬 »

2010年9月11日 (土)

今日は私の人生で最も若い日である。

「人を育てる心理学」という本がある。

澤田富雄氏の著作だが、実に学ぶところだ多い。
もう何回読み直しただろうか。

ちなみに私の持っている本は、ご本人から直接頂いた。
何年も前のことだが、事あるごとに読み直している。

今回も見直す中で、表題に書いたフレーズが心に残った。

「今日は、私の人生で最も若い日である。」

この言葉、実は渡辺和子ノートルダム清心女子大学長の仰ったものと言う。

読んだ瞬間は、「ええっ」と思った。

しかし、その後の説明を読んで、なるほどと思った。

過去から今日を見るのではなく、未来から今日を見るとこうなる。

確かに、未来から眺めると私たちは今日より若くはなれない。
この事実に気づくと、今日を精一杯生きたいという思いが沸いて来る。

今日という日をどのように捉えるかで、全く違う思いとなるのだ。

過去を思って後悔するのではなく、将来の可能性に想いを託すのだ。

言葉は言霊(ことだま)とも言う。

これからも、大事な言葉を見つけ、胸に深く刻んで行きたい。

|

« 「たとえ、残酷な人よ(セッベンクルデーレ)」 | トップページ | バンドネオン奏者 三浦一馬 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 今日は私の人生で最も若い日である。:

« 「たとえ、残酷な人よ(セッベンクルデーレ)」 | トップページ | バンドネオン奏者 三浦一馬 »