「たとえ、残酷な人よ(セッベンクルデーレ)」
先週土曜日の歌のレッスンから、新たなイタリア歌曲への挑戦が始まった。
タイトルが、「たとえ、残酷な人よ(セッベンクルデーレ)」という。
7/25(日)の発表会後、私のリクエストで「千の風になって」を習っていたが、
並行してイタリア歌曲も練習して行こうということになった。
この歌、実はその発表会のとき、仲良しになった女子高生が歌っていた歌なのだ。
出だしの旋律が憂いに満ちており、何とも味わい曲想となっている。
しかし、それ故の難しさもある。
半音の変調だらけなのだ。
上がったりさがったりして、忙しいことこの上ない。
先生からは「大丈夫」と言われているが、技術的にちょっと不安な面もある。
最後は、自分の音感に頼るしかなさそうだ。
そう言えば、いつもレッスンのときに、先生がピアノで弾く音を音感で捉え、
発声するトレーニングをしている。
逆に、音符を読んだ試しがない。
全部、聴いて感じたままを発声している。
そうか、このためのトレーニングだったのだ。
であるならば、さらに心掛けなければならない事がある。
それは、曲をハートで感じること。
歌うのではなく、吟じる。
うーん、遂にその時が来たか。
難しいけど、楽しみでもある。
自分の心と向き合ってみたい。
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